今回の給餌は「Pさん」が同行してくださいました。
では、活動報告です。
今回も、皆さまから託していただいた「美味しいご飯」を "あの子達" に届けてまいりました。
5日は、せっかく ”あの子達” に会えるかもと期待していたのに、小雨降る肌寒い1日だったので姿が確認できたのは1ニャンだけでした。
(ほんの一瞬で姿を隠してしまったの写真を撮ることも出来ませんでした)
しかし給餌ポイントには、しっかりと「生きている証」が残されていました。
(肉球の跡がいくつも残っています)
福島・圏内は、つい先日まで半袖でも暑いくらいだったのに、今回は長袖のフリースでも寒いほどでした。
「長くて厳しい東北の冬」が、もうすぐそこまで来ていると実感しました。
この写真は、今年2月に撮影したものです。
雪の中、ご飯を求めさ迷っていた子猫さんの足跡です。
寒さと空腹に耐え給餌ポイントで私達を待っていました。
寒さは体力を奪います。
今のうちから栄養のある「ご飯」を沢山食べて、体力と脂肪をつけておかないと、厳寒を無事に越すことはできません。
そのせいか、どこの給餌ポイントも完食されていました。
出来れば毎日「美味しいご飯」を食べさせてあげたい。
出来れば保護して温かい室内で安心して過ごせるようにしてあげたい。
でも、シェルターを失った今私には・・・適わぬ夢。
これは圏内に設置されている簡易トイレに貼ってある「ふくしまこころのホットライン」資料。
震災から2年7ヶ月も経つのに、家に帰れず、お墓参りも出来ず、仲良しのご近所さんもいない仮設住宅住まいは続き、そして離れ離れになった「大切な家族」の安否も分からない。
どれだけ不安か、どれだけ苦痛か、そのストレスは経験した人にしか分からないはずです。
「心」の苦しみが無くなった時が、はじめて「復興」だと思います。
皆さまのお力を借り私に出来る事は、住民様が捜している「大切な家族」の「命」を繋ぎ、また一緒に過ごすことが出来るよう「保護」することです。
これからも、”あの子達” と住民様を助けるためにご協力をお願いいたします。
【お願いもし「一時預かり」が可能な方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします。
”あの子達” のために、ご協力をお願いいたします。
毎週、30キロ圏内に数台で手分けして給餌をしております。
福島の"あの子達"のために運び込む「美味しいご飯」は、一か月で約2.5トンほど必要となります。
風化にともない被災地のこと被災動物のことが忘れ去られてつつある現在、ご支援も減りつつあります。
しかし、まだ沢山の子達が救護を必要としています。
保護するにも保護枠の関係上すぐに全ての子を保護する事はできません。
「命を繋ぐために」、「飢えの苦しみから逃れるために」、給餌は欠かすわけにはいきません。
随時、給餌用フードが不足しております。総合栄養食で2.5~7キロの大袋ならなんでもOKです。給餌日だけ食べれるご馳走の「カップ入りウェットフード」と、オヤツ「焼きカツオ」と「ササミ」も、不足しております。また、今後は給餌ポイントの子達の生存確認を少しずつしていき確実に保護出来る様にしていく予定です。そのために必要な物資のご寄附も合わせてお願い申し上げます。●定点カメラ 10●カメラ用SDカード 20●保護っ子移送用ゲージ 5個●防護服(Mサイズ) 40●フロントライン(3本入り) 【送り先】
受け入れはヤマト運輸の営業所止めになりますので、お手数おかけいたしますが「ヤマト運輸」で送付お願いいたします〒108-0073東京都港区三田2-7-16 ヤマト運輸2丁目センター036252土井則子 (090-9953-4272) 上記携帯番号は伝票用です。 電話のお問い合わせはご遠慮ください。*ご質問などございましたらこちらのブログにコメントをお願いいたします。
*福島・被災地での活動に関するご支援のお願い・里親様募集中の猫さん情報についてはコチラをご覧ください。