台風26号が去ってからは、東京でもめっきり肌寒くなり、福島の子が心配でした。
今回は、「ナンシー」が一緒に活動してくれました。
「ナンシー」、実は私の妹ですw
離れて暮らす妹や両親は、被災地に通う私の被爆を心配して、福島通いに反対でした。
被爆だけでなく、約50時間の不眠不休での活動にともなう身体への悪影響、交通事故の心配などして反対でした。
そんな中、人手不足時に妹が助手として何度か活動に参加し現場を見てくれたことにより、少しだけほんの少しだけこの活動に理解をしてくれるようになりました。
20日は、朝一で最初のポイント近くで猫さんに出会えました。
きっと私たちのポイントの「美味しいご飯」を食べてくれているのでしょう。
元気に走り去る姿を見送りました。
今回は、1か所だけ残っていたところがありましたが、あとのポイントは完食でした。
湿気が多いまたは虫が多い場所は、密封された小分けフード。
消費量が多く湿度がない場所は、そのままフードを給餌器などに。
給餌日だけの「ご馳走」のウェットフードはみんな大好きです。
これは少しだけ離れていた間に猫さんが我慢しきれなくて食べに来ていたようで、少しへってしまったウェットフード。
「いなば」や「モンプチ」など、浅めの容器入りの物だと食べやすくて猫さんに喜んでもらえます。
これからの季節は湯煎して温めて持参します。
冷え切った体の”あの子達”の心と体が温まればとの想いをこめて温めて持参します。
これはとある学校。
黒板の日付は3月11日(金)のまま。
みんな無事に避難はできたはずですが、またこの学校で学ぶことは出来ないのでしょう。
被災地はどこも時間が止まったままです。
当たり前の生活が一瞬にして奪われた、その時のままです。
この町に笑い声が響くようになるまであと何年必要なのでしょうか。
どこの町も大量の汚染物の山が出来ています。
本来はこの地球上にあってはならない、処理のしようがない、汚染物が増え続けています。
田んぼの中にも、住宅街の中にも、道路脇にも。
汚染水も汚染物も保管場所に限界がきているのでは・・・
給餌が終わる頃には台風かと思えるほどの暴風雨になっていました。
無事に給餌を終えホッとしましたが・・
「ナンシー」と私は、このあと次の現場に向かいました。
そのご報告は明日いたします。
今回も「美味しいご飯」を沢山いただき、無事に”あの子達”に届けてまいりました。
いつも温かいご支援をありがとうございます。
これからも皆さまにかわり”あの子達”へ「美味しいご飯」を届け続けていきますので、ご支援応援を宜しくお願いいたします。
*福島・被災地での活動に関するご支援のお願い・里親様募集中の猫さん情報についてはコチラをご覧ください。