いつも"あの子達"のために

温かい応援ご支援ご協力をありがとうございます

 

本日は

昨年の12月22日に永眠今年の2月8日に四十九日を迎えた

うにちゃん(仮名もうに)」を偲び

彼の生きた軌跡を綴らせて頂きたいと思います

 

※永眠のご報告※

 

うにちゃん」を保護したのは

今から約9年前の2014年7月12日

とある給餌ポイントで目撃し衰弱しているようなので

捕獲器を設置し急遽保護をした子でした

 

 

この活動は東京から遠く離れた

福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)まで通い

それも一週間に一度だけしか行けず

幾つもある給餌ポイントに給餌しているので

1カ所の給餌ポイントに長時間滞在できないため

通常の活動に比べると保護は困難を極めるのですが…

 

うにちゃんを保護した時は

特に苦労をして命懸けでした
 

それは自身が毛虫に刺され

アナフィラキシーショックを起こしてしまったからです

(茶毒蛾の毛虫に刺されたのが3回目だったので深刻でした)

 

 

最初は全身激しい痒みだけだったのですが

時間が経つにつれ呼吸が苦しくなり

最終的にはいわき市の救命救急センターにお世話になり

静脈注射等の緊急処置をしてもらえたので助かりました

 

ただ…その間も捕獲器は設置したままだったので

処置が終わったあと福島・被災地に戻りました

 

すると捕獲器の蓋が閉まっていて

保護してあげたかった「うにちゃん」が入ってくれていました

 

 

良かった、もう大丈夫だからね、安心してね

 

飢えと渇きそして酷暑により思った以上に衰弱していたため

この時に保護出来なかったら間に合わなかったと思います

なので、病院で自身の命をと止められましたが

福島・被災地に戻って保護して本当に良かったと思いました

 

保護後「うにちゃん」は

この活動に賛同しご協力して下さっていた「Jさん」が

預かりボランティアさんになって丁寧にケアして下さり

見る見るうちに健康を取り戻し毛艶が出て

別猫さんのようにゴージャスな猫さんになっていき

Jさん」の優しさに触れたからなのか元々なのか

うにちゃん」はとても甘えん坊で天真爛漫な猫さんになりました

 

下矢印

下矢印

 

そのため常に甘えたいのですが

Jさん」のお家の「はる君」が猫さん嫌いで

相手を噛み殺す勢いで襲う子なので

うにちゃん」は別室に隔離生活をしていました

 

が、ある日「うにちゃん」が隙を見て

はる君」の近くに行ってしまいました

 

で、案の定「はる君」は激しく威嚇したのですが

うにちゃん」はまったく臆せず

それどころか宜しくね!って感じで横でコロンコロン転がり

はる君」はその天真爛漫さにが呆れ受け入れてくれました

(それには「Jさん」はとても驚き喜んでいらっしゃいましたw)

 

下矢印

下矢印

 

うにちゃん」は、

里親さまとのご縁を繋ぐため里親会に参加したりしましたが

誰よりも「Jさん」の事を愛し「はる君」と絆を深めていたのと

はる君」が初めて認めた子でもあることから、里親募集は中止し

Jさんが正式に家族になって下さいましたクラッカー

 

 

こうして「うにちゃん」は

あのまま福島・被災地にいたら

持って数日だったはずの命が繋がり

福島・被災地では孤独と不安しかなかった日々が

Jさん」と「はる君」と出逢え

Jさん」の大切な子になったことにより

安心と喜びに満ちた日々となり幸せな時を刻んでいきました

 

(晩年のお写真)

 

しかし「うにちゃん」昨年より体調を崩し

Jさん」が全身全霊で看病をしてくださり

うにちゃん」も最期まで頑張りましたが

2023年12月22日神の子となりました

 

うにちゃん」は

2014年7月12日に保護され

2023年12月22日に永眠ですから、約9年間

「Jさん」と「はる君」と出逢え過ごせたので

抱えきれない楽しい思い出を抱え旅立てましたから

とても幸せな猫生だったと思います、なので

 

 

「ママ」、ボク

先に天国にいった「はる君」に会いに

ちょっと行ってくるね音符

って言ってきっと旅立ったように思います

 

だから「Jさん」泣かないでくださいね

うにちゃん」は「はる君」を連れて

また「Jさん」のもとに戻ってくるはずですから

 

▲「Jさん」に甘える「うにちゃん」の晩年のお写真

 

うにちゃん、よく頑張ったね

っていうか頑張り尽くしたね、立派な猫生だったよ

四十九日だから、もう天国に辿り着いたのかな?

しばらくは、そちらでゆっくり休んで

その間は天国から「Jさん」を見守ってあげてね

 

うにちゃん、生まれて来てくれて

あの時に捕獲器に入ってくれて

幸せになってくれて、ありがとうね

 

かつて「うにちゃん」の命を繋ぎ保護した給餌ポイントは

今は建物が解体され姿を消し延々と続く更地となってしまいましたが

ここを訪れる度に木陰に身を隠していた衰弱した当時の姿を思い出します

 

▲あの日「うにちゃん」を保護するために設置した捕獲器

▲解体された建物の瓦礫

▲前回の2月4日の活動の際に献花してきました

 

うにちゃん」が救われ幸せになれたのは

この活動の応援ご支援して下さっている「皆さま

Jさん」のお陰です、ありがとうございました。

 

 

~・~・~・~・~・~

 

 

《活動費のご協力のお願い》

 

 

2024年6月までの「活動車に関わる費用」は確保できましたが

医療費や飼育費に関しましてはまったく確保が出来ていないため

活動費は常に厳しい状況です

保護を待っている"あの子達"そして保護っ子さんのためにも

活動が続けられますようご支援のご協力をして頂けると助かります

 

 

ご無理のない範囲で引き続き

活動費のご支援のご協力を宜しくお願い致しますm(__)m

 

 

~・~・~・~・~・~

 

 

◆里親さま募集◆

 

福島・被災地夏井川氾濫決壊エリアで保護された子達と

一緒に幸せになって下さる方を募集しております

 

 

里親さま募集中の猫さん情報

コチラをご覧ください。

 

 

 

 

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