【夫の浮気2】子供の寝顔を見て離婚を決意 | HappyWomanのすすめ。

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これまで多くの女性に話を聞いてきましたが、人生のどん底と思われるような出来事があっても、その後、幸せを掴んでいる人にはこんな共通点があるような気がします。

・とにかく明るい
・起きた出来事(過去)に対してくよくよしない
・起きていない出来事(未来)に対して悩まない

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 大分県に住む佳織さん(仮名/33歳)は、夫の浮気に「昼ドラか!」と突っ込みを入れた。

「付き合っている時から夫は浮気症でした。女がいるのはすぐに分かります。相手が知らない人だった時はまぁいっか、と思っていたけど、私の従姉と浮気したんですよ。アホか!と思って」

 佳織さんが夫と従姉のメールを見つけたことで浮気が発覚した。2カ月間我慢したが、夫が近寄ってくるだけで過呼吸になるほど嫌悪感が強まり、「もう無理だ」と思った佳織さんは従姉を問い詰めた。
 初めは否定していた従姉も最後は認め、ショッピングセンターで子どもがいることも忘れて大ゲンカになった。ふと見ると子供が大泣きしていた。

「最低な母親ですよね……」

 当時、夫は32歳で従姉は46歳。従姉が夜に働く店に夫が客として行くようになり、関係が始まったという。

「浮気相手が美人ならまだ許せますよ。でも、昔の大久保佳代子みたいな顔してるんです。なんであんなババアと! あたしゃ、がっかりですわ」

 夫に「出て行ってください」と告げて、別居が始まった。その後、「離婚届けにサインしとって。出すか出さんかは私が決める」と伝え、夫のサインの入った離婚届けをしばらくの間、佳織さんは手元に持っていた。

 今でこそ明るく話す佳織さんだが、当時はうつ状態になり、子供と一緒に死のうと考えたこともあるという。

 ある朝、パッと目が覚めて、「あ、離婚すればいいんだ」と考えた。

「子供の寝顔を見た時、こんな父親だと子供たちに申し訳ないと思ったんです」

 その日、佳織さんは5年間の結婚生活に終止符を打った。

「離婚して良かった。潔く決めて、あとは自分で頑張ったらいい。決断は早く!」
 そう話す佳織さんは、もともと前向きであまり悩まない性格だ。

「将来に対する不安はもちろんあります。特に金銭面。今の私の経済力では子供を大学まで行かせられないので、行きたいなら自分で頑張ってくれと言うしかない。でも、お金ないなぁと悩んで出てくるなら悩みますけど、出てこないから悩みません」

 過ぎたことにくよくよしない。離婚後、子供との新たな生活を楽しんでいる。