先日友人のご自宅へ遊びに行きました。
女の子が生まれて初めての節句なので、お雛様はダイニングのカウンターに飾られています。
とても素晴らしいお顔立ちのお雛人形でした。
我が家は息子2人なので華やかな雰囲気のお雛様はありません。
我が家のお雛様はこちら。
なかなか渋い。
息子の手づくり粘土雛が私にとっては1番嬉しいですね。
友人宅の以前のカウンターは様々なモノがあちらこちらに散らばって置いてありました。
それをしまうのが簡単ではなくて、いつもモノが出ている状態です。
「旦那様の使ってなさそうなモノが色々とあるから困る」と友人。
そんな事もありますね。
相手のモノは気になりませんか。
特に使ってなさそうなモノは(笑)
この時、「使ってないから捨てたら」と言いたくなります。
自分のことは棚に上げて、他人のモノが気になる気になる。
でもね、これを言ってしまうとかなりの確率で拒否反応されてしまいます。
なぜかと言うと、相手の大切な持っている理由や想いを全く考慮せずに「捨てなさい!」と指示命令しているようなものなんです。
こちらは深く考えずサラッと言った言葉も、届く相手によっては、「捨てなよ!」と言われた感じ。
人間は他人から命令されるとあまりいい気持ちはしないのです。
あとこれも。
「これ捨ててもいいよね」
このコトバはある意味捨てることが前提になっています。あなたのモノはいらないよね…というレッテルを貼られた感じです。
ついつい言ってしまいがちですが、これも言われるといい気はしないのです。
裏のメッセージ『レッテルを貼られた』と相手が感じると、捨てる行為をすんなり受け入れる事が出来なくなります。
お片付けって自分のモノも大変なのに、ご家族さまがいらっしゃると、より簡単ではなくなります。
相手の事情を知ることが出来る様に、コミュニケーションを取る技術も必要になります。
「これ捨ててもいいよね」
この言葉をどの様に変換したら相手に伝わりやすくなるでしょうか。
おうちきれい塾では
「この〇〇いつ使った?」と先ずは確認を取ることをおすすめしてます。
双方で確認し合い、現在地点のすり合わせをしてスタート地点のズレをなくします。
その後、
今後使えるのか?
使う予定が明確に提示出来るのか?
収納場所の確保は?
他にも色々とありますが、ご家族さまと話し合いをしていただきます。
捨てる前提の話し合いではなく、必要なモノを残すための話し合いです。
この考え方はとても大切で、おうちきれい塾の塾生さまにはお伝えしています。
話し合いの仕方にはコツがあります。
相互理解
相互尊重
この2つが礎となりお互いの話しに耳を傾けてながらお片付けが進むと、ケンカが少なくなるかもしれません。
コミュニケーショントレーナーがお伝えするお片付けレッスン。
ご家族様への言葉のかけ方もしっかりとサポートいたします。
ただ今オンラインで大阪、兵庫、宮城の方ともつながり、おうちをきれいにするプロジェクトが進行しています。
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空間整えコンサルタント大久保庸子