スター混声合唱団デビュー・コンサート第3弾<なんとか開演!編>
そして2曲目は副団長・鳥越俊太郎の登場です。
曲は、「愛の賛歌」。
「♪ ただ命の限りに あなたを愛したい」
鳥越さんの熱唱に客席も静まり返っています。
特訓の成果はあったかしら。
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ここで、邦子団長から開演のご挨拶です。
「ここに集まってくださったみなさんも『ガンとも』です。
『ガン』の先輩や友達、『ガン』でなくても応援してくれる仲間たち、
そして、励ましてくれる全国の皆さんも仲間です。
今日は感謝の気持ちをこめて、
いろいろと面白い趣向で頑張りたいと思います。」
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今日会場にいらしてくださったお客さまは、
みなさん私たちの仲間だと思っています。
辛い闘病を経験した方、
家族や親しい人をガンで亡くした方、
再発に怯えて長く苦しい日々を過ごしている方。
ガンと向き合うとき、
励ましあい、支えあうことがどれほどの勇気を与えられるのか、
もう私たちは知っています。
その勇気を今日はステージから
みなさんにお届けしたいと思います。
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邦子 「さ、それでは春ですし、
今日は『さくら』から歌いましょうか。」
シーンとなるメンバー一同。
邦子 「『さ・く・ら』、から・・・。」
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「あ、ハイハイ!」
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思い出したように返事をしたのはこの方!!
そう、倍賞千恵子さん。
そこで一同、
「あ~、『さくら』だ~。」
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それは、寅さんの『さくら』っ!
という小ネタのつもりだったのですが、
倍賞さんは団長の挨拶に聞きほれて、
すっかり段取りを忘れてしまったのです(汗)。
そして、曲はもちろん「男はつらいよ」でした。
邦子 「あれだけ練習したのに・・・。
みなさま、あいすみません(泣)」
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ここで、団長からメンバー紹介です。
一人ずつ名前を呼ばれ手を振るメンバーたち。
一番元気だったのは、やはり(!)原田大二郎さんでした。