先日、ある番組に芳村真理さんが出演されていました。
芳村真理さんといえば、いつもゴージャスな衣装に身を包み、
夜のヒットスタジオで司会を務めていたのが印象深いですよね。
しかし彼女は元々モデルでして、
ファッション界のカリスマのような存在だったそう。
デパートでは彼女と同じ顔をしたマネキンが置かれたこともあったとか。
当時身につけていたブランドの衣装はどれも一点もののため、
どこぞかの会社が大切に保管しているらしいです。
夜ヒット終了後はあまり見かけなくなりましたが、
現在80歳となり、元気に湘南で暮らしているとのこと。
そしてそのお姿がテレビに映った瞬間、、、
えーーー!!ホントに80歳!!??
いやーーー、度ギモ抜かれたーーっっ。
あまりの美しさにヒャーと悲鳴をあげてしまうという・笑
髪は明るい栗色。肌は透き通るように白い。
目元には、濃い目だけれど清潔感あるメイクが施されており、
唇はどぎつすぎない赤色のリップが乗っている。
レオパードの春コートをさらりと羽織り、
首元にはターコイズをあしらった大ぶりのネックレス。
世間一般の「80歳」という既成概念にとらわれず、
いつまでも着たい服を着て、身に着けたいジュエリーを身に纏う。
その卓越した個性とセンスが、もう半端なくカッコイイなぁと。
すごいのは、その姿が不思議とまったく下品に見えないこと。
そして完璧なまでの清潔感に満ちたオシャレであること。
言動ひとつとってもオーラのようなものが放たれて、
彼女がそこにいるだけでパッと花が咲いたような場ができてしまう。
まさに品格が服をまとっているような、そんな感じでした。
品格とは、一体どういう部分に感じるものでしょうか。
今回、芳村真理さんを見て確信したのは、
品格がある人とは、まったく図らずも、周りの人にまで、
その品格を伝播させてしまうような人だってこと。
スタジオで凛と座る彼女を見て、背筋が伸びる思いがしましたし、
朗らかな笑顔を見て、私も優しい笑顔で人を和ませることできるかな?
と、目に見えない「品の粒子」みたいなものがパーッと、
私にも降り注ぐような感じがしたのです。
私にも降り注ぐような感じがしたのです。
丁寧だけど大胆にアップされた髪型も、
コケティッシュでありながら、決して人に不快感を与えない、
ズバ抜けて洗練されたもので、私もあんな風になりたいと思ったり・笑
周りにも「素敵ウィルス」(笑)を拡散してしまう人、
そんな人こそが「品格のある人」なんじゃないかなぁと。
それにしても、
80歳でもこんなにキレイでいられるものなんですね。
であれば歳をとるのも悪くない、かな。
エイジングに希望を持てた瞬間・笑