６月議会まちづくり委員会分科会議案審議が行われました。

昨日、令和５年６月議会まちづくり委員会分科会議案審議が行われ、複数回質疑を行いました。

分科会議案審議。法律上の原因なく不当に利得を得ていた件（駐輪場定期券の再発行手数料を条例で５００円であるにも関わらず１，０００円徴収していた）。すべての行政行為は法律に基づかなければならないという「法律の留保の原則」は職員の基本と質疑。「反省しており、チェックリスト等の再発防止策…
— 中村はるき大東市議会議員 (@nakamuraharuki1) June 15, 2023

券売機の導入の際、隣接する駐輪場が１，０００円であったため、その隣接する駐輪場と不当利得請求していた駐輪場が同じ指定管理者であったため、市に確認せず利用者から隣接する駐輪場と同じ１，０００円を徴収していたという案件です。市も市で券売機の導入の際、条例で手数料がいくらなのか確認すべきですし、毎月の月報モニタリングにおいても複数回見逃していたようです。

質疑内容

不当利得に該当するが、誰に責任があるのか

市「事業者も市も責任があるが、最終的には市が確認すべきであった」

対象者全員に新たな支出を伴わずに利益を得ていた差額の５００円を返せるのか

市「幸いにも対象者８人全員が定期で更新の予定もあり、全員と連絡が取れており返せると考えている」

再発防止策は法務能力の不足や、事務手続きの不備が続発しているが、責任は誰がどのような形で取るのか

市「大変反省しており、チェックリストを策定し、職責を果たしていきたい」

危機管理において組織的共有が出来ていないのではないか

大東市の現状は、この事態が発生した同時期に前年度の景観審議会委員に審議会の案内をし、前年度の委員に報酬支給した事案、計画議決後に数字誤りが多数あり、再議決した事案、不能欠損処理過程において事務手続きのミスが多数あった事案等、法務能力の不足や、公文書への認識不足、事務手続きの不備が続発しています。内部統制の視点からしっかりと行政監視という職責を発揮していきたいと思います。