今回、受講してくださったIさま。
普段のお箸の持ち方が正しくないので
綺麗に食事ができないのがお悩みだそう。
マナー講師・ミセスモデルの
弓場 節です。
ということで、普段の
お箸の使い方を拝見したら…
確かに正しい持ち方と動かし方ではないようです。
まずは、I様の持ち方と動かし方の弱点を
見つけるところから
スタートするのですが
I様の弱点は
①指が正しい位置に置かれていない
②上のお箸を「親指」と「人差し指」で動かしている
（正しくは「人差し指」と「中指」の２本で動かす）
③下のお箸を支える薬指と小指の力が弱い
ところにあることがわかりました。
多くの方がこの3点のどれかに
原因があることが多いです。
そこで、まずお箸に置く
正しい指の位置をお伝えし
上のお箸と下のお箸に分けて
練習していただきました。
次にスポンジ→マカロニ→小豆→うどんと
少しずつ挟みにくい物を
挟む練習に進みます。
特に小豆は難関で
箸先に力がしっかり伝わらないと
挟めないし
かといって挟む力が強すぎても
はじいてしまうので
微妙な力加減が必要なんですよね。
おそらく、小豆が簡単に挟めるなら
もう何でも挟めるのではないかな
１時間半で、Iさまは
マカロニをここまで
上手に挟めるようになられました(^^)/
ただ、今までの癖で
どうしても親指に力が入ってしまうので
そこを改善すること
そして、薬指小指で
しっかり下のお箸を支えられるようになれば
更に物をはさみやすくなると思います。
きっと、現時点では
今までの持ち方の方が楽だろうから
正しい持ち方に慣れるまでは
少し大変かもしれませんが
あと少し練習して
正しい持ち方に慣れて
美しい箸使いで食事ができるようになるか？
一生今までの間違った持ち方で終わるか？
この２週間がふんばりどころなので
少しずつ正しい持ち方で
食事をする時間を増やして
Iさんもがんばってくださいね。
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