承認する、とは言っても

相手は知恵もある中学生



闇雲に誉めても胡散臭いだけ…



しかもHPがゼロに近い状態(酷く弱っている)ため

自発的な動きがほぼ期待できない…



彼の中に残る僅かな"やる気"を見逃さないように

注意深く観察しました



ただ待っているだけではなく

「今日の夕飯は肉と魚どっちがいい?」とか

必ず選択出来るレベルの問いかけをして

自分で選ばせるようにしました



そして必ずその通りにするのです



そうすることで『自分が望んだことが実現する

という成功体験を繰り返させ、少しずつ無力感を払拭していきました




(そう言えば大阪医科大学附属病院の先生も

こうしなさい、ああしなさいは一切言わず

診察の度に『次回の診察までの目標』を

自分で決めさせていたなぁ、と思い出しました

薬を飲むか飲まないかすら本人に選ばせるという徹底ぶり)