さて前回に引き続きなのですが、爆弾発言はないにしても、基本線はきちんと押さえておかないといけません。

 

 ゴミ処理というのは、長い歴史の中でそれぞれの地域で歴史と共に物語があるものです。まずは、東京都のゴミ処理の一部を勉強しなければ簡単に現状だけを見て語ってはいけません。

 

 清掃事業の歴史東京ごみ処理の変遷(左をクリックしてください。)

 

 ついこの間までは、地方のゴミの処理というものは適当だったんですよね。私の家はいくつかの商売をやっておりまして、裏庭で穴を掘ってそこに段ボールを初めに入れて燃やし、その後燃えにくいものを投げ入れて燃やすというのを小さい頃よくやっていました。だから僕は焚き火が好きで、ずいぶんやっていました。

 

 祖父とやっていた気がしますが、石油をかけるとよく燃えるのが楽しくて、よく石油をかけて遊んでいた記憶があります。なんでもキレイに燃えて、その灰を花壇や植木に蒔くというのも一連の仕事でした。

 

 食べ物の残飯は、庭で飼っていた犬や鶏、アヒルにあげていたような記憶があります。

 

 さて、そんなことはさておき、東京のゴミ処理はいろいろと語り継がれている話ですし、いろいろな変遷があっての話ですから、そのことをしっかりと押さえておかなければなりません。もっといえば、日本全国地方公共団体(市町村)が責任を持ってゴミ処理をとっくにやっていた時期も、東京都においては「東京都」がその責任を担っており、西暦でいうと2000年代に入ってやっと23区でも個別に処理することが原則となりました。

 

 そんな歴史のあるゴミ処理の問題をそれぞれの地方公共団体ごとに比較はできないのが実態です。

 

 船橋市も、特定の方々に事業者としての便宜を図るような協定や、事業許可を抑えるような協定を市長個人がしていたりと闇が多いのですが、まあ、当時としては許されたんでしょうかね(笑)。

 

 さて、前回のブログに書いたことで、中央区は事業者からの収入を得て区民のゴミと一緒に処理。

 

 船橋市は、内緒だけどそっと出していいよ。って話。一方は収入につながり、一方は支出につながっています。

 

 全く真逆の話。

 

 わかりにくいかもしれませんが、焼却処理をする施設はどちらの地方公共団体も事業系・家庭系共に同じなんだと思います。

 

 中央区はちゃんと住民である区民と区別して費用をもらって処理。船橋市は市民と区別せず無料で処理。

 

 圧倒的にお金や法人からの税収が多いと思われるのが中央区であり、住民税主体なのが船橋市。

 

 さて、矛盾はないのか?と考えていきたいと思います。また次回。