文藝春秋5月号の峯村健司氏の記事「LINEは危なすぎる」を拝読いたしました。

 

 以前の朝日新聞の記事もそうでしたが、LINEの危なすぎる実態を報じてくださっています。

 

 なんとも残念な話ですね。私は、友人とのお付き合い上使用しておりますし、どこかからの情報の引っこ抜き対象になりえる者ではないので使用していますし、最低限の使用と、最低限の使い方と、さらには、もともと金銭上の問題がおきないようなカード情報等の扱いを元々しておりますので気にはしておりませんが、政府機関や地方公共団体の職員が使用することはいかがなものかと思いますし、今回の記事を読むと愕然としますね。

 

 メディア情報の一部は私全く信用しない方ですが、峯村氏の記事や論説は100%の受入派です(笑)。好きなジャーナリストランキング1位か2位です(笑)。

 

 今も、彼の著書を読んでいる最中ですが、意見(考え方)の相違はあっても、なるほどねと思える部分がたくさんある方です。

 

 さて、このLINE問題ですが、この記事をからは、もはやどうすることもできない。という感じが滲み出ちゃっている感じがします。日本人の特性というか、英語や中国語など人口カバー率の高い言語でない公用語を持つ日本という国ではこのような情報インフラとも言えるようなサービスの特殊性が市場寡占状態を生み出しているが故に、問題が起きてもどうにもならんという状況と、会社側の開き直りを生んでいるような気がします。

 

 最近の外交を全体的に見ていると、自由、民主主義、資本主義経済体制の国で憲法改正が容易でない国は他にあるのあろうかと実は国家体制を危惧しております。

 

 改めてブログを書こうかと思っておりますが、昨今の日米の連携の仕方と、ヨーロッパ先進各国などとの外交を比較すると、かなり心配になってきます。

 

 私は、どちらかというと、君主国かつ自由・民主主義、資本主義経済国としては、英国との緊密さや、かつて君主国であったヨーロッパ各国との安全保障などの議論が必要なのではないかと感じております。

 

 小難しい屁理屈のような理屈を述べたくはありませんが、国家絶対君主国のようなアメリカ合衆国に振り回されている感が最近、否めないのです。

 

 これ以上は別の日にしますが、なんだか最近世界情勢を見ていると、兵器のバージョンアップや改良改善のための外交か?と疑いたくなるようなニュースを聞いている感じです。

 

 歴史のある国が歴史の教訓に基づいて、国家の運営をしていることに意義を感じる今日この頃です。