従軍看護婦〜女達の戦場〜 | 畠中清羅オフィシャルブログ Powered by Ameba

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81日から6日までさせて頂きました主演無事終了致しました。


本当は終わってからすぐにブログに

まとめたかったのですが、書きたいことが沢山

あり中々書き出せず、遅くなってしまって

ブログを待ってくださっていた方すみません、




まず、本当に沢山の方がきてくださり

友達も家族もいつもお世話になってる方にも

来ていただけた事、本当に嬉しく思います。



今回、初めてこのようなシリアスな演技に挑戦し

初めは本当にプレッシャーもあり

(わたしが勝手にプレッシャーに感じてただけなんだけど)

主演ということで色んな事を考えました。



ですが、こんなにやりがいのあるお仕事は

初めてかもしれないと思えたくらい

素敵な舞台でした。


そんな舞台に出演できた事本当に嬉しく思います。




もちろん、このようなシリアスな話は

苦手な方も沢山いらっしゃると思います。


そしてわたしもそうでした。



元々、戦争ものの映画やドラマなど

本当に苦手でこの舞台をするまで避けてきました。



ですが、何かの巡り合わせで

こうやって主演をさせて頂く事になり、

お声をかけて下さったこと本当に感謝しています。




決まってからは、積極的に

従軍看護婦の展示会にいってみたり、

昔の映像や本、日本赤十字社に実際に行き


少しでも当時のことを知りたいと思い

勉強をしました。


きっと、この舞台をすることにならなければ

こんな風に従軍看護婦、また戦争について

調べたりすることは避け続けていたと思います。



知れば知るほど、耳を塞ぎたくなるような事実がそこにはあって

どれだけ今この時代が平和で恵まれているのかと

改めておもいます。


そして家族と一緒にいること、友達と恋人と遊んだり


そんなことを当たり前に思えるのは今この時代だからであって、


当時は家族と離れることなんて

あたりまえで、友達は突然戦争に巻き込まれいなくなったり、

恋人とは話すことも許されない。



私が演じた鈴木さちこは

17歳という若さで戦場に配属され

本当は学校を卒業しても2年は行けないのですが

知識もないまま戦場にいくことになります。


そんな中、さちこは慣れない環境の中でも

自分の出来ることを精一杯にする子でした。


わたしは舞台が始まってから

1週間まともにご飯を食べることができませんでした。


当時はお水を飲むこともご飯を食べることも

出来ないと思うとあぁ、このお水

さちこにあげたいなぁ。とかこんな美味しいものは

あの時代にはなかったのか。とか



昔があるから今があるんだなぁと

当たり前のことですが、

感謝をもって11日を悔いなく過ごしたいと

思います。


お国のために。と自分の身を投げ打って

戦地に行き家族のもとへ帰ってこれないと分かっていながらも

自分の意思を貫き通せるそんな人に私もなりたいです。


この舞台で学んだたくさんの事を忘れず、今後の人生を大切に過ごしていきたいと思います。




そして来てくださった皆様本当に有難う御座いました。


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