春の嵐の中、美術館の春まつりへ | 蜂蜜の怠惰と哲学

蜂蜜の怠惰と哲学

魅力的な人を目指し、日々を一生懸命に生きるのだ!!

少し早いお花見、

ということで、東京国立近代美術館の春まつりへ。

常設展の展示が一部、春仕様になっているようです🎶

春分の日ということもあり、結構混んでいたのですが、花見は満喫です!


川合玉堂「行く春」

絵の中に、

風が吹いてる!

水が流れてる!


ぜひ間近で観て、この感動を分かっていただきたいです。

いつまでも観ていられる。

静かなところでじっくり観たい作品だなあ。



菊池芳文「小雨ふる吉野」

こちらも満開、とても美しかった。

右隻の遠景から、左隻の細やかな近景までやわらかい春の雨が降っている雰囲気が何故かしっかり分かる。

雨と春の匂いが部屋いっぱいに漂っているようだった。



今日好きだったのは…

上から、
パウル・クレー「花ひらく木をめぐる抽象」
辻永「椿と仔山羊」
高村光太郎「兎」


こちらは芹沢銈介のコーナー。
このカレンダー、とても素敵だった。

染色家だそうで、型染めのカレンダーがずらり!

このほかに暖簾とか着物とかもあって、デザインがどれも可愛く、かっこよかった。


岸田劉生「壺の上に林檎が載って在る」

これもすごかった。

坂道の絵を見てから岸田劉生の凄さを知ったけど、画力が半端ない。


ちなみに麗子像の特集コーナーもありました。
少し成長した麗子さんの写真があったけど、麗子像の絵のイメージとは違って、端正なお顔の美人でした。


この記事を書くにあたり、昨年訪れた時のブログを読みなおしたのですが。
美術館トークで意見交換した作品とか、絵の感想を言葉で表した作品はとても良く覚えている。
逆に、写真だけ載せたり、雰囲気だけで観た作品は印象も薄い。

言語化してアウトプットするって、記憶するために大事なんだなと再認識した。

インプット、アウトプット
両方大事。