東京に出張した土曜日の夜。
神楽坂でなかなか予約が取れないと噂のお店、
創作割烹清水に
縁あって行くことが出来ました\(^o^)/

お寺の裏側になるところ、最初誤って表通りを突き進んでしまい戻ると小路の中にありました。
隠れ家のようなお店です。


中に入ると昔の民家を改装したのか


そのまま活かしているのか、
大正ロマンの雰囲気はお店が謳っている通り。
竹久夢二の絵が所々に飾ってあり、
大正の雰囲気を更に強くさせています。


オープン席とは言いながらも、
衝立もあってそれぞれの席が落ち着いて食事が出来るよう配慮されていますね。

敷紙も季節を感じさせる絵が添えてあります。
これぞ和食。


最初こそビールで乾杯しましたが、
あとは芋焼酎、佐藤の水割り。
お店の雰囲気や料理だけでなく、
こうした部類の酒をラインナップに揃えているあたり、
酒にも拘りを見せています。


最初は
浅利の酒蒸し。
すっきりとした中に味わいのある椀。


前菜は八寸の盛り合わせ。
七福神が迎えてくれるかのような、
オールスターを見ているかのように
見た目から楽しませてくれます。




お造りは4種の盛り合わせ。
牡丹海老、鮪、稚鰤、帆立。
どれも新鮮です❗


お次は蒸物❗️
生雲丹と百合根の玉地蒸し。
答えを知ったところで雲丹と百合根を捜しながら食べ進める様は正に宝探しのよう\(^o^)/


焼物は
鰆と舞茸の杉板焼き。
外側には松茸が( ゚ロ゚)!!
松茸を脇役にする辺りがニクいキャスティング❗


煮物。
里芋団子フォアグラ包みイクラ載せ。
これまた蒸し物同様に、
和食の粋を突き詰めたような見た目で楽しませ、食べ進めることを楽しませる…。
まさにこうした職人の心意気をとことん感じながら食べるのは、料理人と対話しているようで本当に楽しいですよね(*´∀`*)


ご飯は秋栗と丸十の炊き込みご飯❗
栗とサツマイモの甘さがほんのりしつつも、
なめこの赤出汁が都度引き締める。


ラストは甘味。
柿、無花果に抹茶のアイス。
だけかと思うでしょ?
下には洋梨のコンポートが隠れてるんです。


どこまでも遊び心満載で、
ただ単に美味しいだけではない、
楽しみながら食べる。
先程も書きましたが、
そんな料理人と会話をしながら食べているような錯覚を覚えるお店もなかなか無いのではないでしょうか。

料理のことばかり書きましたが、
女将もスタッフの女性も
とても丁寧で、かつ笑顔溢れる接遇❗️
接客ではないんですよ。接遇。

ここまで気持ち良く幸せな気持ちにさせてくれる店。
行ってみれば分かります。

二時間余り兄弟水入らずの時間を過ごさせて貰いました。
只只感謝です。

帰りの際は女将が我々が角を曲がるまで見送ってくれました。
角を曲がるときに弟も気付いたらしく、ひたすら驚いていました。
最後までもてなしを忘れぬお店の姿勢。
それこそ一流のお店の証。

そこにはお金以上の感動があります。





神楽坂 創彩割烹 清水
050-5594-5847
東京都新宿区神楽坂5-37 https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13214511/