2021年5月16日「行列のできる法律相談所」がDAICHIのラストパフォーマンスになりました。出演者の皆様、スタッフの皆様の愛を感じる素晴らしい番組でした。ありがとうございます。

 

かねてより「芸能界は1番良い時に辞めたい」と言っていたDAICHIですから、こうして皆様に惜しまれながら卒業するのは彼なりの美学なのだと思います。子供の頃から前しか見てない、後ろを振り返ると言う発想そのものがない子でしたから(だから脱いだ靴下のことは脱いだ瞬間に忘れてる💦)10年かかって掴んだ今への未練より、変革したい気持ちの方が強いのでしょう。

 

DAICHIに「小学5年から毎年、全米ダンスコンペティションでゴールド取ってきたことを、もっとアピールすれば良いのに」と言った時も「だって過去のことだよ、過去のこと言っても意味ない」でした💦

 

そんなところは、私の亡き父にちょっと似てます。私には同じ歳の従兄弟がいて、幼少よりよく比べられました。私が中学生のある日、父の弟が父に「うちの息子は今回、学年で8番だったぞ」と威張ってきました。私は中学の時はいい子(その後強烈な反抗期でボロボロに💦)で、その時学年で2番でしたから「うちの娘は2番だぞ」と言ってくれると期待していたら、父は「そうか良かったな」と私の成績には触れませんでした。いつも喧嘩で負ける従兄弟をギャフンと言わせたかったのに、どうして言ってくれないのか、その時は父が理解出来きませんでしたが、そんなところ似てると感じます。

 

4月末の配信ライブ→レギュラー番組「OH舞DA PUMP」の卒業企画→行列でのラストパフォーマンスと、コロナの中なりの有終の美を飾れました。芸人さん達の愛あるイジリは流石でした。卒業発表の時も、この行列でのラストパフォーマンスの事も、たくさんのネットニュースで扱って頂きました。

 

実は「自分は芸能界に向いてない」入った当初にそう言ったDAICHIです。ジレンマを抱えながらも、芸能界の諸先輩方に愛され、ファンの皆様に愛され有終の美を飾れましたことに、心から感謝いたします。