一番の目的は奈良県の橿原神宮に行くこと。
産土の神様。
自分が生まれてから死んだ後までずーっと見守ってくれてる私担当の神様がいるそうです。
私の産土の神様はどの神様だろうとずっと気になってました。
そして、チャンスがありその筋の人(?)に調べてもらったんです。
そしたら、奈良県の橿原神宮だと教えてくれました。
やっぱり…と思ったり、まさかと思ったり…でもそうだったらうれしいなぁとずっと思ってたのですごーくうれしかったです
橿原神宮といえば、初代天皇である神武天皇が即位された日本はじまりの地として有名な神社。
先日も新天皇と雅子様が即位のご報告に橿原神宮に参拝されてたのをニュースで見ました
たしかに私が産まれたのは橿原市のお隣の奈良県大和高田市。
そして、家からすぐ近くに橿原神宮があり
お宮参りも七五三もこちらの橿原神宮でした
奈良には小学校1年生の頃までしかいなかったのであまりはっきり覚えてはいないのですが、
まだ30代前半の母は自転車の前後ろに我が子を3人乗せてしょっちゅう橿原神宮に遊びに連れてきてくれたそうです
私が3歳か5歳か…とにかく七五三のお参りの時の記憶…
多分父が仕事から帰ってから七五三のお参りに橿原神宮に行こうと家で準備して父を待つもなかなか帰ってこない…
「はやく帰ってきてくれたらいいのに…」と母はイライラ
やっと帰ってきた父と、なんとなくみんなテンション低めで橿原神宮に着いたのはもう夕暮れ時。
私は楽しみにしてた千歳飴がもう売り切れていて泣きっ面にハチとはこのこと笑
夕暮れのもの悲しい雰囲気とあいまって「今日はなんて最悪の日なんだ」と幼心に人生に絶望した記憶があります(笑)
40年以上前、今の私よりずいぶん若い両親がここで3人の子供の子育てに奮闘してたんだなぁと想像してなんだか微笑ましく思ったりして
何はともあれ、節目ごとに両親がスクスクと成長しますようにとお願いしてくれた神様のもとにやっといくことが出来ました。
久しぶりに行く橿原神宮は、やっぱりすごーく広くて大きくて小さい時の写真でみるのと同じ景色でした
橿原神宮の神様に今まで守っていただいてこの年まで無事に過ごしてこれたお礼と、九州から奈良まで神様に会いに行くことが出来る今の環境に心からの感謝を伝えつつ、ムスメを紹介し、健やかな成長をお願いしてきました
久しぶりに乗る近鉄電車。
昔住んでた坊城という駅で途中下車して、駅前にある名物のだんご庄でお団子を買って帰りました
私のルーツを巡る旅といっては大袈裟ですが、久しぶりに見る地名や景色に懐かしい思い出でいっぱいになりました。
行けてよかった
また折にふれて足を運ぼうと思います