今年の新年は、我が家初の試み
お屠蘇を作ってみました!
…とは言っても、私のは正当なお屠蘇ではなく、
いつも使ってるハーブでアレンジしたものです
お屠蘇は元旦の朝、「邪気を払い、健康を願う」ために飲むものです。
薬酒を飲む習慣は中国から伝来しました。
日本では古来からお正月にはお神酒をいただいたようで、
お屠蘇=お神酒とも捉えるようですね。
お屠蘇のレシピはいろいろありますが、日本酒、みりんを合わせたものに(300ml)、
紅花・防風・蒼朮・陳皮・桔梗・丁字・山椒・甘草・桂枝・茴香の10種類の薬草を、
大晦日の夜に漬け込みます。
漬け込み時間は5~8時間程度。
翌朝の元旦に、お雑煮を食べる前に家族みんなでいただきます。
お屠蘇の効用は
健胃、強壮、咳、風邪、血液浄化、発汗促進などです。
私はここに着目して、いつも使ってるハーブをアレンジしてみました
アンジェリカ 女性の強壮・健胃作用
セージ 長寿のハーブ
エキナセア 免疫力を高める
ペパーミント 健胃作用
ネトル 血液浄化
ダンディライオン 肝臓強壮
エルダーフラワー 発汗促進
スィートフェンネル 消化促進
ジャーマンカモミール 発汗促進
漬け込み時間は6時間にしてみました。
みるみるうちにハーブのエキスが溶け込んで茶色に。
味見してみたかったのですが、翌日まで我慢です(笑)
元旦の朝、お酒を飲めない家族みんなでいただきました。
ペパーミントが効いてて、爽やかな喉越しに。
私は苦味も出るかな…と思ったのですが、みりんの甘さもあって
とても飲みやすいお屠蘇が完成しました!
本物のお屠蘇を飲んでいないので、比べようがありませんが…
家族の感想も上々
けっこう、グピグピ飲んじゃいました~
新年の抱負はいろいろあるけれど、やはり何をするにも健康が第一!
昔から、家族の健康をこういう形で願ったのですね。
きっと、それぞれに家庭の味があったのでしょう。
ハーブのお屠蘇も、作る人によって違う味になるんだろうなぁ
来年は、本当のお屠蘇を作ってみようと思います。