こんにちは~。
いつ振りのブログ更新やってくらいの更新です。
前回更新したのは縄文時代ですか?
もはや更新しなさ過ぎて、早く更新せぇ!
って言われることも少なくなってきてましたが、
それでも懲りずに更新せえと言ってくれる方のおかげで、
小錦くらい重い腰を上げまして、ペンをとりました。(実際にはPCに向かっただけやけど)
さてはて久々のブログの更新は、
去年に発売された10-FEETのアルバム"Fin"の勝手に全曲ライナーノーツです。笑
なんで久々の更新がそれやねんって思うと思うねんけど、
以前にタクマくんが"STOP THE WAR"のライナーノーツをブログに書いてくれた事があって、
実はそれにめちゃめちゃ感動してたのね。
粋な事してくれるなぁって。
たぶんめっちゃ時間かかったやろうに、嬉しかったわけ。
やからもし10-FEETがアルバムを出すことがあったら、
ライナーノーツを書いてみようと思ってたのさ。
ブログが無くなったりする前に、これだけは絶対にやろうと決めてたのです。
それが今回の更新だぁー!
とゆー事でひっさびさのブログ更新参ります。
まず筆者はライナーノーツを書くのが初めてです。
ウンコみたいな内容になるとは思うけど、その辺はご愛嬌でよろしく~。
ではスタート!
まず筆者は10-FEETのリリーススピードに驚いていました。
前回のアルバムThreadがリリースされたのは、なんと5年前。
って事は5年もアルバムがリリースされてない。
そんなにリリースが無くってここまで第一線で活躍しているバンドが他にいるでしょうか。
筆者はまずそこに感動してるのである。
ライブがいいのか曲がいいのか、とにかく凄い。
リリースしてないのに、人気を保ってるどころか、上昇しまくってる。
って事は、それだけハードルも上がってるって事になると思う。
って事で一曲目がハイパー大事。
その一曲目が、
★1.1 size FITS ALL
筆者は一番最初に思いました。
なんてタイトルなんだと。
小文字とか大文字もややこしいし、
よく意味理解出来てないかもやけど、なんか分かる気がする~!
みたいな。
狙いにいってるようには見えなかった。
しかし曲が始まったら、すぐに衝撃がきた。
バンドが音を出して、3秒くらいでいきなりマックスのテンション。
とてつもなく強靭なリフに、
この世でタクマくんしか歌えないであろう歌が強烈にのってる。
いきなり最高。
我々が何年も待って、上がりに上がったハードルを3秒で超えてきた。笑
この曲はその後の展開もおかしい←褒めてる
まずは関西弁の歌詞。
これが筆者の胸に思いっきり響いたのである。
目の前でタクマくんの声が聞こえる。
筆者の胸の奥に届く言葉を、目の前で言ってくれてる。
簡単に言うと、グッときちゃった訳なのです。
曲が始まってから、グイグイテンションを上げられて、
テンションマックスになったところで、
コレをこうしてドーーーーーーン!
的な展開が待っていた。
いっきなりジャジーな雰囲気に様変わり。
こんな曲の展開を誰が予想してたやろうか。
繰り返し言うけど、5年振りのアルバムでコレをやるってところが10-FEETの凄みやと思う。
普通ならこんな勇気は出ない。
筆者は最初、早送りを押してしまったのかと思ったくらいやった。
コレがハマりにハマってめっちゃ気持ちいいのです。
ココからは10-FEETの思い通りにノリノリに。
わーいわーいって自然にテンションが上がっていく。
曲が終わる頃には心の中でハイタッチ。
一曲目で完全に心を持ってかれたのである。
★2.Fin
タイトル曲。
とゆう事で否が応でも気になる一曲なのである。
少し緊張して再生ボタンを押した。
これは4秒で名曲の予感がした。笑
筆者がコレをレコード店の試聴機で聴いていたなら、
さっきの1 size FITS ALL一曲とFinの4秒で、ヘッドホンを置いてレジに持って行くやろう。
それくらいキタ感があった。
これはいい感じのメロディを歌う、ゆっくりな曲かなと予想した。
そしてAメロが始まった。
えー!
2ビートやんけー!!!
サイコー!!!!
やったーー!!
ってなった。
さっきのしっとりした感じからは想像出来ない展開に、またも10-FEETの奴隷と化す筆者。
このAメロのメロディと歌詞がホンマに素晴らしい。
素晴らしいねんけど、筆者はコード進行に耳を奪われた。
コード進行がカッコいいー!
思いっきり歪んでるギターを、無理矢理右手でコード感を出したように弾いてる。
本来もう少し音が潰れるはずやねん。
これはみんなが出来る事じゃない。
それに絡みついてくるベースー!!!
"朝が来るまで"のあとのベースー!!!
ちょうどいい~。
3ピース感が止まらないっす。
そしてたまらないっす。
そしてドラム~!ちょび髭~!←関係ない
筆者はコーイチ選手のライドシンバルの2ビートが大好きなのです。
めっちゃチンチンいうてるー!
サイコー!
これでもかというくらい、バンド感、3ピース感のあるAメロ。
そして次の展開へ。
次の展開はこの全く逆。
3ピースバンドの、抜きのテクニック(下ネタちゃうよ)
彼女が家から出て行った時みたいな。
え。。。どうなるの?みたいな。
感情的な気持ちになった。
なんでこうも簡単に心が掴まれるのやろう。
素敵だ。素敵過ぎる。
展開や構成に耳を奪われてたけど、この曲の歌詞。
筆者の気持ちを代弁してくれてるような歌詞。
答えまでは言ってくれない歌詞。
最終的には自分でなんとかせえと言われてるような気がした。
ありがとうとか、さよならとか、誰でも分かる言葉じゃない。
しかしながら筆者にはそれ以上に響いたのである。
コレが音楽の力なのである。
ってゆーか10-FEETと関係ないけど、筆者は最近の曲が同じ歌詞過ぎて飽きてた部分もあった。
だから余計に響いたのやと思う。
なんかこのシーンに一石投じてくれたかのような気がした。
これは筆者の勝手な解釈です。
そしてどんどん10-FEETの奴隷と化していくのであった。
★3.fast edge emotion
一言言わせてください。
筆者はこの曲が好きやー!
最初のイントロ、初めて聴いた時はなんなんやろコレって思ってたけど、
そーゆー事かー!!!
最後に全てが繋がる。
この段階で奴隷は完璧に仕上がった。
完璧なあなた様のしもべです。
すごく単純な曲に聴こえるけど、
実はコレを産むには涙ぐましい努力があったに違いない。
シンプルなのに、こんなに洗練されてる曲を聴いた事がない。
筆者はそれを思うだけで泣けてくるのである。
そしてこの曲も2ビートー!!!
最初のOiフレーズでハードな曲が来るかと思いきや、
底抜けに明るい2ビートー!!
これぞ10-FEETって感じの明るさ!
これまた3ピース感が存分!
交互に歌う感じとかもう最高。
はいり狂ってますね。
そして髭のライドの2ビート!
1回し目はハイハットやったから、
そっかこの曲はハイハットでいくのねって思ってたら、
2回し目でライドキター!
結局やるんかーい!的に突っ込みながらも、
筆者の大好物を目の前に出されたので、
美味しくいただきました。
曲が始まってから一度もテンションが下がらない。
むしろ上がっていく一方で、
メタルゾーンにメタルゾーンを踏んだ時のような、
ビリビリー!!!ってゆうテンション!
テンションマックスになったところで、
そうゆう事かー!!!
最初のイントロがそんな風に繋がっていたなんて。。。
この作曲者の頭の中はどうなってるんだ。
頭の中を開いて、わさび醤油でいただきたい。
違うか。
でもホンマに見てみたい。
理解出来ないし、絶対に思いつかない展開やけど、
最高に気持ちが高ぶる展開に、
筆者はアナルの1つや2つ差し出す決意を固めるのであった。
★4.ウミガラスとアザラシ
出ましたー!
いわゆる10-FEET節って感じのこの曲。
一番最初の歌詞が、
悲しみメガネがないと分からない
と言う歌詞から始まるのです。
これまた意味が分からないけど、分かるのです。
なんでなんやろう。
そんな言葉はないはずやのに、めっちゃ意味が分かるねん。
タクマくんはその辺ホンマに天才やと思います。
まじ卍~。
実は筆者はこのての曲は少し苦手なのです。
なぜかと言うと先述したように、
同じような歌詞を歌ってくる歌い手の人が多いからです。
敢えて歌手とは呼びませんよ~。
それがどうだいこの曲は。
聞いたことない言葉から始まって、
そのあともおよそ聞いたことのない歌詞が乗りまくっている。
それでいて筆者の心にズキュンドキュンなのであります。
そしてこの曲でめっちゃええ仕事してるのがなおきくん。
ええ味だしてるわぁこういうベース!
歌とベースってヘッドホンで聴くと真ん中で鳴ってるから、
一緒に聞こえてくるのよね。
このベースが歌をよりよくしている。
3ピースでこの感じが出せるのはなおきくんの功労はすごくでかいと思う。
自分に歌ってるのか、誰かに向けて歌ってるのか、
正解がどこにあるか分からないし、興味もないけど、
説明できない胸の高鳴りの音がハッキリ聞こえる曲やと筆者は思ったのである。
ちょっとお腹空いたのでラーメン食べてきます。
~ラーメン中~
戻ってきました。
ハズレでした。
ってことで次の曲。
★5.ヒトリセカイ
この曲はすでにシングルとして発売されてたから、みんな知ってるやつやね。
なので、このアルバムでの立ち位置っていうよりは、
シングルが発売された時の感想を綴っておこうと思います。
アルバムが出るまでに、一年間で3枚のシングルがリリースされた訳やけど、
正直に言いましてこの曲が一番好きでした。
それは何故かというと、
さっきも言った、筆者の気持ちを代弁してくれてるような歌詞。
答えまでは言ってくれない歌詞。
それがとてつもなく心に響いたからなのである。
あとこの曲はMVも好き。
なんで前半と後半に分かれてるかは謎やねんけど。笑
あれってなんでなの??
10-FEETらしからぬ、白バックに襟付きの衣装で、
めっちゃ正統派のMVになってまんねんな。
それが曲の雰囲気とベストマッチしてて最高なワケであります。
なんか色々説明したいと思ったけど、
この曲がいい!と思えない人とは友達になるのは難しいので、
割愛しよーっと。笑
とりあえず好きです。
★6.十二支
マジかよ。。
マジなのかよ10-FEET...
まさかこんな曲がアルバムに入ってくるなんて!笑
十二支って書いてたから、それぞれどんなストーリーがあるのかなーと思ってたけど、
なんか全部ちゃぶ台ひっくり返された感じなのである。笑
筆者がこの曲を一番最初に聴いて思ったのは、
オッケーテイクを決めるのがめっちゃ難しかったんちゃうかなということなのである。
2ビートのトコロの話であります。
声とか裏返っちゃってるテイクが採用されている。
普通はそうゆうテイクはオーケーになる訳ないけど、
この曲のこの勢いならコッチやろ!
とか、いやそんなにキメて歌ってもアカン!
もっと勢い出そう!
とか、ちゃんとしたミーティングがたくさんあったに違いないと思う。知らんけど。
フザけてるなーと簡単に聞くかもしれないが、
絶対にめっちゃ拘ったテイクが採用されてるはずなのである。知らんけど。
全部一発やったらどうしよう。笑
とか思ってると曲の後半でいきなりグッドメロディハズカム。
この辺ホンマに天才やと思うなぁ~。
緊張と緩和ってゆうんかな。
余計にメロディが入ってくる。
次の曲がめっちゃ楽しみになったのである。
ね!
うし!
とら!
た!
つ!
み!
★7.HONE SKA
マジかよ。。。
マジなのかよ10-FEET...
またやってくれたな....
feat.東京スカパラダイスオーケストラって書いてあったので、
閃光のような、これまでにあった曲のイメージかなと少し思っていた。
タイトルにSKAが入ってる事からもスカな感じの曲なのかなーと想像していた。
確かにスカの曲である。
しかしこれまた歌詞よ。
そんなんありなのかー!
って思うけどスーパーハッピー。
ハッキリ言っておこう。
筆者はこのHONE SKAが今回のアルバムの中で一番好きなのである!!!
歌詞もさる事ながら、この曲の構成ですね。
めっちゃシンプル!
めっちゃシンプルな展開にすこーーーーしづつ音が足されていく。
曲が進むに連れてほんの少しづつ音が積み上がっていくのである。
ホンマに少しづつ。
これが極めてこの曲を名曲に仕上げていってるのである。
そしてそのほんの少しの音の積み上げが、それぞれ別の楽器で行われてる事。
コレはほんまにバンド!って感じで、
少しづつみんなの登場回数が用意されている。
これがバンドやねんなぁ~。
めっちゃ簡単に聞こえてめっちゃ深い。
筆者はこの曲をこのアルバムのNo.1を捧げると共に、
来世までのアナルも差し出す決心を決めたのであった。
★8.月~sound jammer せやな~
この曲も好きやなぁ。
どうしようやっぱNo.1選ばれへんかも。笑
すぐ意見を変えさせられる筆者なのである。
何が好物って始まり方が好物な訳である。
筆者はこの引き出しの多さに本気で感動しているのである。
幾千の音楽を吸収し、吐き出し。を何度も繰り返した男が書いた曲に違いない。知らんけど。
この始まりからまさかこのビート感でくるとは思わなかった。。
この曲くれないかなー!笑
とかリリースされてる曲に対して思っちゃうくらいテンションが上がった筆者なのである。
なんかこう、静かに聞いてるやつも、ノリノリで暴れてるやつも、
同じ気持ちになれるような曲なんちゃうかなと感じた。
ほとんど同じコード展開が来たりするねんけど、
メロディは全然違うメロディが来る。
だから自然と身体が動いてメロディが入ってくる。
一回聞いたら覚えれるねんなぁ。
これは並大抵の事ではなく、
筆者が常に目指すトコロなのである。
この曲は夕方か夜に聴きたくなる曲やなと筆者は感じました。
これだけの料理のフルコースに、
この家の養子になりたいと強く思う筆者なのでした。
★9.夢の泥船
えええええ。
やっぱりこの曲も好きやわー。
やっぱ一位なんて選ばれへんー!笑
なんなん!?このアルバム俺の為に作られてるんかな!?
そんな風に思ってしまうくらいもうドツボにハマってる筆者なのである。
全てのアレンジがうわすげえ!好きや!となってしまうこの感じ。
もう完全に養子になったのを受け入れてる上に、
前の家にも戻りたくないところまで来てしまったのである。
なんかやっぱり久しぶりのアルバムをリリースするってことで、
どんな風に曲を聴かせようかっていうミーティングは死ぬほどあったと思うのね。
斬新な展開も取り入れたかったと思うし、
いつもの10-FEETな感じももちろん聴かせたかった思う。
この曲はどっちなんやろうか。
筆者はどっちも感じたのである。
NEO.10-FEET感を感じてしまったのである。
もうどっちやったんやろうって答えなんて正直どうでもいいのであります。
夢の泥船様。あなた様が生まれて来てくれたことは
この日本国家の財産なのであります。
★10.火とリズム
これもアルバム前にリリースされた曲でありますね。
この曲を歌ってるのは何人や!?
筆者が最初に思ったのはそういう感覚でした。
様々な音楽がクロスオーバーしまくってる。
常人には書けない感満載なのである。
日本以外の国に行ったことない人にはこの曲は書けないやろう。
様々な国でライブを行ったことがある10-FEETならではやなと思ったのである。(勝手に)
そしてそして。
この曲の特筆すべきところは、
もちろんベースソロやギターソロを書きたいところなのであります。
ですが!
筆者が一番やばさを伝えたいのは、2サビなのである。
この曲、実は1サビと2サビの始まるコードが違うのであります。
このコードの違いがこの曲をとても大きなものにしているわけなのであります。
もしこのコード展開をうちのメンバーが持って来たら、
ヨシヨシしまくって、ちんちんくらいなら舐めてあげれる気がします。
1サビと2サビの印象の違いはそこから生まれてると筆者は感じるのであります。
そして、3サビへ。
そっちは1サビのコード展開でくるんですね。
本当にごちそうさまです。
僕はもう実家には帰りません。
★11.way out way out
またやー!!また筆者の好きなパターンのやつやー!!!
もうどうしよ。。。
全部最高!って書きたくなってきた。笑
初めての曲って、どんな曲なんかなーって少し構えて聴き始める訳やねんけど、
結局スキー!ってなるから、もうライナーノーツなんていらない気がして来た。笑
特に筆者は今アルバムを製作中なのです。
なので、曲を聴くと、次はこんな展開になるんちゃうかなと想像してしまう訳です。
でもこれが全く想像通りにならないのです。
っていうか想像を超えてくる訳なのです。
想像と違うものが来ると、なんか満足しない事が多いもんです。
ある程度知ってるものの方がいい事の方が多いのです。
離れすぎると見えなくなって、いいものかどうか分からなくなるのです。
そう行った意味では今回のアルバムは想像と違うものがガンガン来ます。
最初の2秒くらいは戸惑います。
でもそのあとの2秒ではニヤついちゃってる訳なのです。
この曲もそんな風に感じた。
いつもやったら、ええーーなんか想像と違うなーって思って、聴くのをやめてしまうもんです。
やけど、今回のこのアルバムは一体なんなのだ。
全部想像と違う。
なのになんだこの解放感は。
聞いた事ない展開なのに、なんでこんなに近い存在に感じるんだ。
あった事ない人のはずなのに、なんでこんなに昔から一緒にいる気がするんだ。
筆者はもう前の家には帰らないし、
名字も名前も変える覚悟を決めたのであった。
★12.アンテナラスト
この曲もアルバム前に発売されたシングルの曲ですね。
このシングルが10-FEETめっちゃ久しぶりの音源やったと記憶してます。
違う?あってるよね?←ググれカス←それも古い
この曲で筆者が一番好きな部分は曲の一番最後に出て来るCメロ的なところですね。
一回しか出てこないねんけど、
ここで一番心臓がグワーーーっとなるんですよね。
寂しさ~~!
さみしさ~~~~!!!!くうう。
ってなります。なりますよね??
あと筆者がもう一つ好きなのは、サビ前の歌詞。
手を離したりっていう歌詞ですね。
ここは手が離れたんじゃなくって、手を離したと書いてます。
意思が感じられますね。
自分の意思でそうなってるんちゃうかとまた諭されるような歌詞。
たまらんですね。はい。
この曲はアルバムリリース前から結構ライブでも聞いてたから、
アルバムでこの位置に入ってる来るのが意外な曲でもありました。
もう実家のような暮らしです。
13.★STANDin
あっという間に終わっていくこの曲。
この曲は音の作り方から全てが他の曲と別に聞こえた。
すごくいい意味で洋楽のエッセンスが散りばめられてて、
めっちゃ色んな展開が待ってるのかと思いきや、
結構シンプルに終わっていくこの曲。
ゲームの後半のダンジョンに入ったら、やたらややこしい一階で、宝箱がいっぱい。
これはややこしそうなダンジョンだと思って、
気合いを入れて地下一階にいくと、長めの花道を歩いてもうボス。
みたいな。
しかもこのボスほとんどワンパターンな攻撃を仕掛けて来るくせに、
その攻撃がなかなか防げない!
全部防いで、さあ反撃や!ってところでまた全然別の攻撃がきて全滅。
そんな曲やと思いましたね。
どんな曲ですか??
14.★太陽4号
この曲は歌ですか?語りですか?
目の前で座って話してくれてるんですか?
なんと説明したらいいんやろう。
正直言って筆者はこの曲を聴くとめっちゃ寂しくなります。
自分はどんな人間なんやろうって考えてしまう。
なんで生きてるんやろう。
なんて考えないほど人生は楽しい。
いつもはそう。
でもふとした瞬間に、なんで生きてるんやろう?ホンマにこのままでいいのか?
そんな事を考えてしまう事があります。
しかもその答えはいつもNO.
このままで満足か?NO.
今のまま人生が終わってもいいのか?NO.
なんでなんやろう。
こんなに幸せな人生を送らせてもらってるのに。
何を求めてるんやろう。
こんな事は今まで生きて来て、何十回、何千回と考えて来た事。
でもまだ考えてしまう。
まだ求めてしまう。
たくさんの経験をさせてもらった。
たくさんの感動を味あわせてもらった。
なのになんが不満なんや。
俺はまだ何も成し遂げてない。
この曲を聴くとそんな気分になってやる気になる。
なんでかは分からない。
でもそんな曲です。
15.★何度も咲きました
あああああやっとここまで来たあ!
途中で何回も心折れかけたよ。笑
いっつも自分の作品のレビューを書いたりしてくれてる人マジで尊敬です。
だってこのライナーノーツ、ホンマは発売直後に書き初めてんで?笑
やけど、ちょっとご飯とか食べる度に、長い休憩を取ってしまいまして(長いって一ヶ月とか。笑)
発売から約半年後の完成となってしまいました。
でもここまで来たらもう余裕だー!ふはははははは。
そしてこの最後の曲。何度も咲きました。
アルバムの最後にこんな曲が待ってたとはね。
このテンポ感好きですよー!!!
この自然と体が動いちゃうリズム!!グッドリデュム!!
めっちゃシンプルなコード展開。
これがメロディとベースとリズムチェンジでマジで秀逸な曲に仕上げてある。
なんでこんなにシンプルなコード展開でここまで曲として広がるんやろ。
なんか最後の最後で10-FEET3人の人柄が出てるように感じました。
音楽やねんから、そこからどうやって人柄がわかるねんって感じやねんけど、
筆者には人柄が聞こえました。
結局はそういうところをアルバム通して聞かせてもらったような気がした。
全15曲を聴いて、自分の中にはこのアルバムを聴く前には埋まってなかった穴が埋まったような、
最後のピースをはめられたかのような、
そんな感覚になりました。
音楽っていってもやっぱ人間やねんなあと。
そんな風に思いました。
やっぱ筆者は音楽以前に3人の人間が好きなようです。
今自分は、アルバムを製作しています。
このアルバムは本当に素晴らしいアルバムやけど、
もちろんこのアルバムよりいいもの作る気です。
飛びっきり明るいアルバムにするつもりやから、待ってて!
そ!し!て!
明日からこのアルバムのツアーに参加します。
またあの3人と一緒の板の上に立って、音を鳴らせるだけで嬉しいです。
このアルバムの曲を生で聴けると思うと嬉しいです。
では明日長崎で会いましょう。
死ぬほど久しぶりのブログ更新ができました。
10-FEETに感謝。
そしてこれからまたブログを更新していけたらいいなと思ってます。
決してしっかり期待する事なく!
ちょっとだけ期待して待ってて♪
んじゃまた。
どーん。
いつ振りのブログ更新やってくらいの更新です。
前回更新したのは縄文時代ですか?
もはや更新しなさ過ぎて、早く更新せぇ!
って言われることも少なくなってきてましたが、
それでも懲りずに更新せえと言ってくれる方のおかげで、
小錦くらい重い腰を上げまして、ペンをとりました。(実際にはPCに向かっただけやけど)
さてはて久々のブログの更新は、
去年に発売された10-FEETのアルバム"Fin"の勝手に全曲ライナーノーツです。笑
なんで久々の更新がそれやねんって思うと思うねんけど、
以前にタクマくんが"STOP THE WAR"のライナーノーツをブログに書いてくれた事があって、
実はそれにめちゃめちゃ感動してたのね。
粋な事してくれるなぁって。
たぶんめっちゃ時間かかったやろうに、嬉しかったわけ。
やからもし10-FEETがアルバムを出すことがあったら、
ライナーノーツを書いてみようと思ってたのさ。
ブログが無くなったりする前に、これだけは絶対にやろうと決めてたのです。
それが今回の更新だぁー!
とゆー事でひっさびさのブログ更新参ります。
まず筆者はライナーノーツを書くのが初めてです。
ウンコみたいな内容になるとは思うけど、その辺はご愛嬌でよろしく~。
ではスタート!
まず筆者は10-FEETのリリーススピードに驚いていました。
前回のアルバムThreadがリリースされたのは、なんと5年前。
って事は5年もアルバムがリリースされてない。
そんなにリリースが無くってここまで第一線で活躍しているバンドが他にいるでしょうか。
筆者はまずそこに感動してるのである。
ライブがいいのか曲がいいのか、とにかく凄い。
リリースしてないのに、人気を保ってるどころか、上昇しまくってる。
って事は、それだけハードルも上がってるって事になると思う。
って事で一曲目がハイパー大事。
その一曲目が、
★1.1 size FITS ALL
筆者は一番最初に思いました。
なんてタイトルなんだと。
小文字とか大文字もややこしいし、
よく意味理解出来てないかもやけど、なんか分かる気がする~!
みたいな。
狙いにいってるようには見えなかった。
しかし曲が始まったら、すぐに衝撃がきた。
バンドが音を出して、3秒くらいでいきなりマックスのテンション。
とてつもなく強靭なリフに、
この世でタクマくんしか歌えないであろう歌が強烈にのってる。
いきなり最高。
我々が何年も待って、上がりに上がったハードルを3秒で超えてきた。笑
この曲はその後の展開もおかしい←褒めてる
まずは関西弁の歌詞。
これが筆者の胸に思いっきり響いたのである。
目の前でタクマくんの声が聞こえる。
筆者の胸の奥に届く言葉を、目の前で言ってくれてる。
簡単に言うと、グッときちゃった訳なのです。
曲が始まってから、グイグイテンションを上げられて、
テンションマックスになったところで、
コレをこうしてドーーーーーーン!
的な展開が待っていた。
いっきなりジャジーな雰囲気に様変わり。
こんな曲の展開を誰が予想してたやろうか。
繰り返し言うけど、5年振りのアルバムでコレをやるってところが10-FEETの凄みやと思う。
普通ならこんな勇気は出ない。
筆者は最初、早送りを押してしまったのかと思ったくらいやった。
コレがハマりにハマってめっちゃ気持ちいいのです。
ココからは10-FEETの思い通りにノリノリに。
わーいわーいって自然にテンションが上がっていく。
曲が終わる頃には心の中でハイタッチ。
一曲目で完全に心を持ってかれたのである。
★2.Fin
タイトル曲。
とゆう事で否が応でも気になる一曲なのである。
少し緊張して再生ボタンを押した。
これは4秒で名曲の予感がした。笑
筆者がコレをレコード店の試聴機で聴いていたなら、
さっきの1 size FITS ALL一曲とFinの4秒で、ヘッドホンを置いてレジに持って行くやろう。
それくらいキタ感があった。
これはいい感じのメロディを歌う、ゆっくりな曲かなと予想した。
そしてAメロが始まった。
えー!
2ビートやんけー!!!
サイコー!!!!
やったーー!!
ってなった。
さっきのしっとりした感じからは想像出来ない展開に、またも10-FEETの奴隷と化す筆者。
このAメロのメロディと歌詞がホンマに素晴らしい。
素晴らしいねんけど、筆者はコード進行に耳を奪われた。
コード進行がカッコいいー!
思いっきり歪んでるギターを、無理矢理右手でコード感を出したように弾いてる。
本来もう少し音が潰れるはずやねん。
これはみんなが出来る事じゃない。
それに絡みついてくるベースー!!!
"朝が来るまで"のあとのベースー!!!
ちょうどいい~。
3ピース感が止まらないっす。
そしてたまらないっす。
そしてドラム~!ちょび髭~!←関係ない
筆者はコーイチ選手のライドシンバルの2ビートが大好きなのです。
めっちゃチンチンいうてるー!
サイコー!
これでもかというくらい、バンド感、3ピース感のあるAメロ。
そして次の展開へ。
次の展開はこの全く逆。
3ピースバンドの、抜きのテクニック(下ネタちゃうよ)
彼女が家から出て行った時みたいな。
え。。。どうなるの?みたいな。
感情的な気持ちになった。
なんでこうも簡単に心が掴まれるのやろう。
素敵だ。素敵過ぎる。
展開や構成に耳を奪われてたけど、この曲の歌詞。
筆者の気持ちを代弁してくれてるような歌詞。
答えまでは言ってくれない歌詞。
最終的には自分でなんとかせえと言われてるような気がした。
ありがとうとか、さよならとか、誰でも分かる言葉じゃない。
しかしながら筆者にはそれ以上に響いたのである。
コレが音楽の力なのである。
ってゆーか10-FEETと関係ないけど、筆者は最近の曲が同じ歌詞過ぎて飽きてた部分もあった。
だから余計に響いたのやと思う。
なんかこのシーンに一石投じてくれたかのような気がした。
これは筆者の勝手な解釈です。
そしてどんどん10-FEETの奴隷と化していくのであった。
★3.fast edge emotion
一言言わせてください。
筆者はこの曲が好きやー!
最初のイントロ、初めて聴いた時はなんなんやろコレって思ってたけど、
そーゆー事かー!!!
最後に全てが繋がる。
この段階で奴隷は完璧に仕上がった。
完璧なあなた様のしもべです。
すごく単純な曲に聴こえるけど、
実はコレを産むには涙ぐましい努力があったに違いない。
シンプルなのに、こんなに洗練されてる曲を聴いた事がない。
筆者はそれを思うだけで泣けてくるのである。
そしてこの曲も2ビートー!!!
最初のOiフレーズでハードな曲が来るかと思いきや、
底抜けに明るい2ビートー!!
これぞ10-FEETって感じの明るさ!
これまた3ピース感が存分!
交互に歌う感じとかもう最高。
はいり狂ってますね。
そして髭のライドの2ビート!
1回し目はハイハットやったから、
そっかこの曲はハイハットでいくのねって思ってたら、
2回し目でライドキター!
結局やるんかーい!的に突っ込みながらも、
筆者の大好物を目の前に出されたので、
美味しくいただきました。
曲が始まってから一度もテンションが下がらない。
むしろ上がっていく一方で、
メタルゾーンにメタルゾーンを踏んだ時のような、
ビリビリー!!!ってゆうテンション!
テンションマックスになったところで、
そうゆう事かー!!!
最初のイントロがそんな風に繋がっていたなんて。。。
この作曲者の頭の中はどうなってるんだ。
頭の中を開いて、わさび醤油でいただきたい。
違うか。
でもホンマに見てみたい。
理解出来ないし、絶対に思いつかない展開やけど、
最高に気持ちが高ぶる展開に、
筆者はアナルの1つや2つ差し出す決意を固めるのであった。
★4.ウミガラスとアザラシ
出ましたー!
いわゆる10-FEET節って感じのこの曲。
一番最初の歌詞が、
悲しみメガネがないと分からない
と言う歌詞から始まるのです。
これまた意味が分からないけど、分かるのです。
なんでなんやろう。
そんな言葉はないはずやのに、めっちゃ意味が分かるねん。
タクマくんはその辺ホンマに天才やと思います。
まじ卍~。
実は筆者はこのての曲は少し苦手なのです。
なぜかと言うと先述したように、
同じような歌詞を歌ってくる歌い手の人が多いからです。
敢えて歌手とは呼びませんよ~。
それがどうだいこの曲は。
聞いたことない言葉から始まって、
そのあともおよそ聞いたことのない歌詞が乗りまくっている。
それでいて筆者の心にズキュンドキュンなのであります。
そしてこの曲でめっちゃええ仕事してるのがなおきくん。
ええ味だしてるわぁこういうベース!
歌とベースってヘッドホンで聴くと真ん中で鳴ってるから、
一緒に聞こえてくるのよね。
このベースが歌をよりよくしている。
3ピースでこの感じが出せるのはなおきくんの功労はすごくでかいと思う。
自分に歌ってるのか、誰かに向けて歌ってるのか、
正解がどこにあるか分からないし、興味もないけど、
説明できない胸の高鳴りの音がハッキリ聞こえる曲やと筆者は思ったのである。
ちょっとお腹空いたのでラーメン食べてきます。
~ラーメン中~
戻ってきました。
ハズレでした。
ってことで次の曲。
★5.ヒトリセカイ
この曲はすでにシングルとして発売されてたから、みんな知ってるやつやね。
なので、このアルバムでの立ち位置っていうよりは、
シングルが発売された時の感想を綴っておこうと思います。
アルバムが出るまでに、一年間で3枚のシングルがリリースされた訳やけど、
正直に言いましてこの曲が一番好きでした。
それは何故かというと、
さっきも言った、筆者の気持ちを代弁してくれてるような歌詞。
答えまでは言ってくれない歌詞。
それがとてつもなく心に響いたからなのである。
あとこの曲はMVも好き。
なんで前半と後半に分かれてるかは謎やねんけど。笑
あれってなんでなの??
10-FEETらしからぬ、白バックに襟付きの衣装で、
めっちゃ正統派のMVになってまんねんな。
それが曲の雰囲気とベストマッチしてて最高なワケであります。
なんか色々説明したいと思ったけど、
この曲がいい!と思えない人とは友達になるのは難しいので、
割愛しよーっと。笑
とりあえず好きです。
★6.十二支
マジかよ。。
マジなのかよ10-FEET...
まさかこんな曲がアルバムに入ってくるなんて!笑
十二支って書いてたから、それぞれどんなストーリーがあるのかなーと思ってたけど、
なんか全部ちゃぶ台ひっくり返された感じなのである。笑
筆者がこの曲を一番最初に聴いて思ったのは、
オッケーテイクを決めるのがめっちゃ難しかったんちゃうかなということなのである。
2ビートのトコロの話であります。
声とか裏返っちゃってるテイクが採用されている。
普通はそうゆうテイクはオーケーになる訳ないけど、
この曲のこの勢いならコッチやろ!
とか、いやそんなにキメて歌ってもアカン!
もっと勢い出そう!
とか、ちゃんとしたミーティングがたくさんあったに違いないと思う。知らんけど。
フザけてるなーと簡単に聞くかもしれないが、
絶対にめっちゃ拘ったテイクが採用されてるはずなのである。知らんけど。
全部一発やったらどうしよう。笑
とか思ってると曲の後半でいきなりグッドメロディハズカム。
この辺ホンマに天才やと思うなぁ~。
緊張と緩和ってゆうんかな。
余計にメロディが入ってくる。
次の曲がめっちゃ楽しみになったのである。
ね!
うし!
とら!
た!
つ!
み!
★7.HONE SKA
マジかよ。。。
マジなのかよ10-FEET...
またやってくれたな....
feat.東京スカパラダイスオーケストラって書いてあったので、
閃光のような、これまでにあった曲のイメージかなと少し思っていた。
タイトルにSKAが入ってる事からもスカな感じの曲なのかなーと想像していた。
確かにスカの曲である。
しかしこれまた歌詞よ。
そんなんありなのかー!
って思うけどスーパーハッピー。
ハッキリ言っておこう。
筆者はこのHONE SKAが今回のアルバムの中で一番好きなのである!!!
歌詞もさる事ながら、この曲の構成ですね。
めっちゃシンプル!
めっちゃシンプルな展開にすこーーーーしづつ音が足されていく。
曲が進むに連れてほんの少しづつ音が積み上がっていくのである。
ホンマに少しづつ。
これが極めてこの曲を名曲に仕上げていってるのである。
そしてそのほんの少しの音の積み上げが、それぞれ別の楽器で行われてる事。
コレはほんまにバンド!って感じで、
少しづつみんなの登場回数が用意されている。
これがバンドやねんなぁ~。
めっちゃ簡単に聞こえてめっちゃ深い。
筆者はこの曲をこのアルバムのNo.1を捧げると共に、
来世までのアナルも差し出す決心を決めたのであった。
★8.月~sound jammer せやな~
この曲も好きやなぁ。
どうしようやっぱNo.1選ばれへんかも。笑
すぐ意見を変えさせられる筆者なのである。
何が好物って始まり方が好物な訳である。
筆者はこの引き出しの多さに本気で感動しているのである。
幾千の音楽を吸収し、吐き出し。を何度も繰り返した男が書いた曲に違いない。知らんけど。
この始まりからまさかこのビート感でくるとは思わなかった。。
この曲くれないかなー!笑
とかリリースされてる曲に対して思っちゃうくらいテンションが上がった筆者なのである。
なんかこう、静かに聞いてるやつも、ノリノリで暴れてるやつも、
同じ気持ちになれるような曲なんちゃうかなと感じた。
ほとんど同じコード展開が来たりするねんけど、
メロディは全然違うメロディが来る。
だから自然と身体が動いてメロディが入ってくる。
一回聞いたら覚えれるねんなぁ。
これは並大抵の事ではなく、
筆者が常に目指すトコロなのである。
この曲は夕方か夜に聴きたくなる曲やなと筆者は感じました。
これだけの料理のフルコースに、
この家の養子になりたいと強く思う筆者なのでした。
★9.夢の泥船
えええええ。
やっぱりこの曲も好きやわー。
やっぱ一位なんて選ばれへんー!笑
なんなん!?このアルバム俺の為に作られてるんかな!?
そんな風に思ってしまうくらいもうドツボにハマってる筆者なのである。
全てのアレンジがうわすげえ!好きや!となってしまうこの感じ。
もう完全に養子になったのを受け入れてる上に、
前の家にも戻りたくないところまで来てしまったのである。
なんかやっぱり久しぶりのアルバムをリリースするってことで、
どんな風に曲を聴かせようかっていうミーティングは死ぬほどあったと思うのね。
斬新な展開も取り入れたかったと思うし、
いつもの10-FEETな感じももちろん聴かせたかった思う。
この曲はどっちなんやろうか。
筆者はどっちも感じたのである。
NEO.10-FEET感を感じてしまったのである。
もうどっちやったんやろうって答えなんて正直どうでもいいのであります。
夢の泥船様。あなた様が生まれて来てくれたことは
この日本国家の財産なのであります。
★10.火とリズム
これもアルバム前にリリースされた曲でありますね。
この曲を歌ってるのは何人や!?
筆者が最初に思ったのはそういう感覚でした。
様々な音楽がクロスオーバーしまくってる。
常人には書けない感満載なのである。
日本以外の国に行ったことない人にはこの曲は書けないやろう。
様々な国でライブを行ったことがある10-FEETならではやなと思ったのである。(勝手に)
そしてそして。
この曲の特筆すべきところは、
もちろんベースソロやギターソロを書きたいところなのであります。
ですが!
筆者が一番やばさを伝えたいのは、2サビなのである。
この曲、実は1サビと2サビの始まるコードが違うのであります。
このコードの違いがこの曲をとても大きなものにしているわけなのであります。
もしこのコード展開をうちのメンバーが持って来たら、
ヨシヨシしまくって、ちんちんくらいなら舐めてあげれる気がします。
1サビと2サビの印象の違いはそこから生まれてると筆者は感じるのであります。
そして、3サビへ。
そっちは1サビのコード展開でくるんですね。
本当にごちそうさまです。
僕はもう実家には帰りません。
★11.way out way out
またやー!!また筆者の好きなパターンのやつやー!!!
もうどうしよ。。。
全部最高!って書きたくなってきた。笑
初めての曲って、どんな曲なんかなーって少し構えて聴き始める訳やねんけど、
結局スキー!ってなるから、もうライナーノーツなんていらない気がして来た。笑
特に筆者は今アルバムを製作中なのです。
なので、曲を聴くと、次はこんな展開になるんちゃうかなと想像してしまう訳です。
でもこれが全く想像通りにならないのです。
っていうか想像を超えてくる訳なのです。
想像と違うものが来ると、なんか満足しない事が多いもんです。
ある程度知ってるものの方がいい事の方が多いのです。
離れすぎると見えなくなって、いいものかどうか分からなくなるのです。
そう行った意味では今回のアルバムは想像と違うものがガンガン来ます。
最初の2秒くらいは戸惑います。
でもそのあとの2秒ではニヤついちゃってる訳なのです。
この曲もそんな風に感じた。
いつもやったら、ええーーなんか想像と違うなーって思って、聴くのをやめてしまうもんです。
やけど、今回のこのアルバムは一体なんなのだ。
全部想像と違う。
なのになんだこの解放感は。
聞いた事ない展開なのに、なんでこんなに近い存在に感じるんだ。
あった事ない人のはずなのに、なんでこんなに昔から一緒にいる気がするんだ。
筆者はもう前の家には帰らないし、
名字も名前も変える覚悟を決めたのであった。
★12.アンテナラスト
この曲もアルバム前に発売されたシングルの曲ですね。
このシングルが10-FEETめっちゃ久しぶりの音源やったと記憶してます。
違う?あってるよね?←ググれカス←それも古い
この曲で筆者が一番好きな部分は曲の一番最後に出て来るCメロ的なところですね。
一回しか出てこないねんけど、
ここで一番心臓がグワーーーっとなるんですよね。
寂しさ~~!
さみしさ~~~~!!!!くうう。
ってなります。なりますよね??
あと筆者がもう一つ好きなのは、サビ前の歌詞。
手を離したりっていう歌詞ですね。
ここは手が離れたんじゃなくって、手を離したと書いてます。
意思が感じられますね。
自分の意思でそうなってるんちゃうかとまた諭されるような歌詞。
たまらんですね。はい。
この曲はアルバムリリース前から結構ライブでも聞いてたから、
アルバムでこの位置に入ってる来るのが意外な曲でもありました。
もう実家のような暮らしです。
13.★STANDin
あっという間に終わっていくこの曲。
この曲は音の作り方から全てが他の曲と別に聞こえた。
すごくいい意味で洋楽のエッセンスが散りばめられてて、
めっちゃ色んな展開が待ってるのかと思いきや、
結構シンプルに終わっていくこの曲。
ゲームの後半のダンジョンに入ったら、やたらややこしい一階で、宝箱がいっぱい。
これはややこしそうなダンジョンだと思って、
気合いを入れて地下一階にいくと、長めの花道を歩いてもうボス。
みたいな。
しかもこのボスほとんどワンパターンな攻撃を仕掛けて来るくせに、
その攻撃がなかなか防げない!
全部防いで、さあ反撃や!ってところでまた全然別の攻撃がきて全滅。
そんな曲やと思いましたね。
どんな曲ですか??
14.★太陽4号
この曲は歌ですか?語りですか?
目の前で座って話してくれてるんですか?
なんと説明したらいいんやろう。
正直言って筆者はこの曲を聴くとめっちゃ寂しくなります。
自分はどんな人間なんやろうって考えてしまう。
なんで生きてるんやろう。
なんて考えないほど人生は楽しい。
いつもはそう。
でもふとした瞬間に、なんで生きてるんやろう?ホンマにこのままでいいのか?
そんな事を考えてしまう事があります。
しかもその答えはいつもNO.
このままで満足か?NO.
今のまま人生が終わってもいいのか?NO.
なんでなんやろう。
こんなに幸せな人生を送らせてもらってるのに。
何を求めてるんやろう。
こんな事は今まで生きて来て、何十回、何千回と考えて来た事。
でもまだ考えてしまう。
まだ求めてしまう。
たくさんの経験をさせてもらった。
たくさんの感動を味あわせてもらった。
なのになんが不満なんや。
俺はまだ何も成し遂げてない。
この曲を聴くとそんな気分になってやる気になる。
なんでかは分からない。
でもそんな曲です。
15.★何度も咲きました
あああああやっとここまで来たあ!
途中で何回も心折れかけたよ。笑
いっつも自分の作品のレビューを書いたりしてくれてる人マジで尊敬です。
だってこのライナーノーツ、ホンマは発売直後に書き初めてんで?笑
やけど、ちょっとご飯とか食べる度に、長い休憩を取ってしまいまして(長いって一ヶ月とか。笑)
発売から約半年後の完成となってしまいました。
でもここまで来たらもう余裕だー!ふはははははは。
そしてこの最後の曲。何度も咲きました。
アルバムの最後にこんな曲が待ってたとはね。
このテンポ感好きですよー!!!
この自然と体が動いちゃうリズム!!グッドリデュム!!
めっちゃシンプルなコード展開。
これがメロディとベースとリズムチェンジでマジで秀逸な曲に仕上げてある。
なんでこんなにシンプルなコード展開でここまで曲として広がるんやろ。
なんか最後の最後で10-FEET3人の人柄が出てるように感じました。
音楽やねんから、そこからどうやって人柄がわかるねんって感じやねんけど、
筆者には人柄が聞こえました。
結局はそういうところをアルバム通して聞かせてもらったような気がした。
全15曲を聴いて、自分の中にはこのアルバムを聴く前には埋まってなかった穴が埋まったような、
最後のピースをはめられたかのような、
そんな感覚になりました。
音楽っていってもやっぱ人間やねんなあと。
そんな風に思いました。
やっぱ筆者は音楽以前に3人の人間が好きなようです。
今自分は、アルバムを製作しています。
このアルバムは本当に素晴らしいアルバムやけど、
もちろんこのアルバムよりいいもの作る気です。
飛びっきり明るいアルバムにするつもりやから、待ってて!
そ!し!て!
明日からこのアルバムのツアーに参加します。
またあの3人と一緒の板の上に立って、音を鳴らせるだけで嬉しいです。
このアルバムの曲を生で聴けると思うと嬉しいです。
では明日長崎で会いましょう。
死ぬほど久しぶりのブログ更新ができました。
10-FEETに感謝。
そしてこれからまたブログを更新していけたらいいなと思ってます。
決してしっかり期待する事なく!
ちょっとだけ期待して待ってて♪
んじゃまた。
どーん。