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ギャラン君との散歩道。いっぱい写メを取った。長い鴨川生活も知らないことがいっぱいある。そして、その散歩道で私の鴨川移住の初めてのアパートに連れて行かれたりした。「なつかし~!!!」みんなで、お好み焼きパーティーしたな~!」不審者のようにウロついてしまった。


私が鴨川に移住してきたころは、すごくいっぱいの若い子が移住してきていた。大会も盛り上がっていたし、みんな、プロサーファー目指していた。20歳くらいでも十分にプロを目指せる環境だった。
いまは、2世サーファーじゃないと難しいご時世になってきた。


そして、サーフィン業界も今は、30代後半以上の人とキッズの層ばかりか熱くて、特に、20代のサーフィン離れが進んでると思う。
ジュニア、キッズの成長は早いけど、ほとんど学校に通ってない子もいっぱいいる。
子供は学校に行ったほうがいいと思う。
いろんなプロサーファーを見てきたけど、実際はやっぱりどんなに若くても、10年くらいの選手生命じゃないかなって。気持ちが疲れてしまっている。
才能のある選手は突然に成長して出現するものだから、子供の時はそれで良かったのに、高校、大人になるにつれて、いきなりメチャクチャにやられちゃったりして、もう見てられない子がほとんどだった。
そして、ろくに学校も行ってないもんだから、すごく社会性に欠けてたりする
人生これから長いのに、本当に可哀想な子供達がいっぱいいた。
選手として、というより、子供の個人の人生として、同情する。夢いっぱいの年頃なのに。


WCTの選手は高校卒業を待ってツアーをまわる選手がほとんどで、人としての成長とともに世界へ出て行く。
サーフィンを通じて学ぶというスタイルもあるかもしれないけど、やっぱり、サーフィンだけしてサーフィンでご飯食べていくことは、もっと難しい。だって、行き詰ることだって、いっぱいあるから。
いずれ、逃げ出したくなってしまうと思う。
そして、サーフィン以外のことが、サーフィンをする自分を支えてくれていることが結構ある。
私は、ほかの世界を知らないけれど、どうなんだろう。


鴨川のキッズもなかなか頑張ってるけど、みんな学校に行ってる。それでいい、それがいい。