年越しそばを自分で打つようになって、エアロビクス歴よりは若干短いですが、20年以上になります。毎年、12月30日には、そばつゆの出汁をとります。

その前に、「かえし」を仕込んで、できれば一週間以上寝かせて置きます。

味醂100mlを煮きってアルコールを飛ばし、砂糖200gを投入して溶かし、醤油1㍑を入れて、煮立つ直前まで加熱。



火を止めて、表面のあくをとって、保存します。

このかえしは、煮魚など、いろんな料理の味付けに使えますから、ぜひ作って見てください。

出汁は、水2㍑に昆布を適当に入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取りだします。



鰹節は、厚削りを60~80g用意します。



昆布を取りだしたら、沸騰が止まらないように、徐々に鰹節を入れます。丁寧にあくを取るのがこつ。



厚削りを使うのは、香りを飛ばして、濃い出汁をとるため。

15分程度で火を止めて、濾します。



今日は、2㍑の水が、1320mlになりました。これに、味を見ながら、350~400mlのかえしを入れて、煮立つ直前まで、火を入れます。これで今日の仕事は終了です。



明日は、朝一番で、この汁を湯煎して、9割くらいまで水を飛ばして、江戸前のから汁の出来上がり。

お湯で伸ばせば、これまた美味しい暖かいそば汁になりますよ♪