こんにちは
現実覚醒プロデューサー
伊藤ひろみです。
続き記事です。
さて、Aさんと同時期においでになったＢさん。
Ａさんと同じように伊藤のところに月1回
臨床心理士のところには今まで通り月2回通うことにしました。
最初はAさんと同じように
体調についての不安やご主人や友人についての愚痴をお聴きしつつ
セッションを進めていきました。
そして3回目のセッションが終わった数日後
Ｂさんからメールが来たんです。
「今日臨床心理士さんと相談したのですが
伊藤さんがおっしゃることと臨床心理士さんがおっしゃることが
全然違うので混乱しています。
このまま混乱が続くのは精神的にも良くないので
どちらか一方に集中した方が良いのではと言われました。
伊藤さんのところに通いたいのはやまやまですが
臨床心理士さんのところをやめるわけにはいかないです。
伊藤さんはどう思われますか？」
。。。。。
えーと、ツッコミどころがいっぱいありすぎまして
メールを読んでからしばらく固まりましたよね。
そもそもその臨床心理士さんのところに2年間通っても
ちっとも良くならないから伊藤のところに来たんだよね？
2年間毎月2回カウンセリングを続けても治せない人と
同じことを伊藤が言うわけないよね？
混乱して困っているならどっちに集中してみるかは
普通に考えりゃわかると思うけどね？
そして補助金とかもらってるワケでもないのに
『臨床心理士さんのところをやめるわけにはいかない』
っていうのがワケわかんないけどね。
臨床心理士が国家資格だと思い込んでいる人は
世の中に相当数いらっしゃるので
心理士が言うことが絶対だと考える人がいるのは理解できます。
（国家資格を持ってれば有能というワケじゃないけど）
でもＢさんの場合はそれに加えて
『変わりたくない。私が変わる必要なんてない。』
という意識がものすごく強かったんですよね。
自分がいかに傷ついて傷つけられてかわいそうな状態でいるのか
それに同情して共感して慰めてもらいたい。
「あなたは何も悪くない。悪いのは周りの人たち」
と言って欲しいという欲求が
カウンセリング中もヒシヒシと溢れていました。
ごめんなさい、伊藤はそれやらないんですよねー。
愚痴を聞いて同情してヨシヨシして
それでお金をいただくつもりはないです。
例えそれがクライアント様の求めているものだとしても。
「そいういう人はひたすら話し聞いて慰めてればいいから楽だし
ベッタリ依存して長く通ってくれるから美味しいじゃん！」
というセラピストも実際にいたので
そういう人のところに行くとよいですね。
愚痴聞くの上手ですよ、きっと。
伊藤は去りたい者を追うことはしないので
「あなたが臨床心理士さんのところに集中することで
早く良くなれると思えているならぜひそうしてください。
ご本人の希望されることをするのが一番大切だと考えます。」
とご返信申し上げてＢさんは通って来なくなりました。
（実際はもっと丁寧に長々と書きましたよん）
Ｂさんからその後どうなったかなど
ご連絡をいただくことはなかったですけれども
しばらくしてBさんの体調が悪化して
趣味で通っていたサークルをやめてしまったと
共通の知人から聞きました。
同じ時期に同じような状況で
伊藤の元にやってきたＡさんとＢさん
伊藤のカウンセリング手法は同じでも
お2人の辿った道はかなり違いました。
どちらの選びが良くてどちらが悪いってことではないですよ。
ここは絶対に大事なので頭に入れておいてくださいね。
何を選んでも良いんです。
そこには正誤も善悪も優劣もありません。
《自分が選んだ行動の結果で世界はできている》
変わるのも
変わらないのも
セラピストやコンサルタントの問題ではなくて
すべて自分の選んだ行動の結果なんです。
それを覚えておいてくださいね。(*^-^*)
