沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
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「多様性」なら何でもアリか??
このブログを書こうと思った理由は
ネット、SNSを見ていてずっと感じていた
違和感
に少し答えを見出せたからです。
今読んでいる本
2030年の世界地図帳 新しい経済とSDGs、未来への展望
の中で、著者の落合陽一さんが
以下のように書いていました。
「多様性が認められる社会というなら、
ヘイトスピーチも多様性のひとつの現れ
として受け入れるべきだ」
といった議論ですね。
僕は
「多様性を阻害する多様性は
認められないので、それはご勘弁
願いたい」
とよく言っています。
その後の文章では
対談している池上彰さんが
多様性を阻害するということは
結果的に多様性も失われていくわけですよね。
ともおっしゃっていて、
それを読んだ時に、
あ〜、それだ😯
と感じました。
炎上するSNSのネタ、
過激なYouTuber、
一面的な視点での誹謗中傷…
これらを多様性と認めて、
好き勝手させてもいいのか??
というモヤモヤが少し晴れました☀️
しかし、
確かに彼らの言葉や表現を
否定しているだけ
でも解決は出来ないと思います。
なので、ここからは私の
個人的な意見になりますが、
多様性を阻害する多様性の改善は
相互リスペクト👍
これに尽きると思います。
で、そのために手段が、
「対話」と「Win-Win」。
これが本当に難しい。
お互いが信頼出来ない状態から
対話をしても話を受け入れられないし、
Win-Winを考える時間と労力がかかるため
結局、妥協案になる可能性も高いです。
ただ、
この理想の視点を持っていることは
必要不可欠だと思います。
色々な人が
人種、地域、老若男女問わず
発信できる時代だからこそ、
このような意識が大切ではないか、
と、考えさせられました。
親として、教師として、
私だけの考えを押し通すのでなく、
子どもや、生徒の意見も踏まえ
互いにリスペクトし合って
Win-Winな持続可能な人間関係作りが
出来るよう、今後も具体的な
取り組みを考えていきます。
(とりあえずブログに書いてみました。)
皆さんはどう考えますか?
多様性が認められる社会が、
本当の意味でそうなるよう、
今を過ごす私たちが
そのような未来を作れたらと思います
教室の比嘉より
この本は、様々な世界のデータを元に考察・分析し、現社会から2030年の未来を考えられる面白い本です。ある程度予備知識が必要な内容なので、高校生以上の方へ推奨。SDGs、ミライ技術、これからの世界情勢など、そのようなキーワードが好きな方にオススメです😌
2030年の世界地図帳 新しい経済とSDGs、未来への展望