中央・総武緩行線のE231系色々 | 夜汽車の汽笛への憧情

中央・総武緩行線のE231系色々

毎度ご覧いただきありがとうございます。

今回は駄ネタかつ実車ネタです。

6月から職場が中央緩行線沿線の勤務となり、毎日黄色の電車のお世話になってます。

現在同路線はE231系のみになっていますが、実は4種類の編成が存在しています。

E231系基本番台で6ドア車入りの編成。
かつての主力でしたが、現在は武蔵野線等に転出しており、少数派になりつつあります。
正面に6ドアマークが入っています。

E231系500番台です。
山手線から続々と転入しており、E231系基本番台に代わって主力となりつつあります。
前面の意匠が基本番台と異なる他、ドア上にモニターの付く、いわゆる「山手線スペシャル」だったのですが、中央・総武緩行線に進出を果たし路線限定ではなくなりました。
ちなみに、山手線時代は加速度が3.0km/h/sあったのですが、ここでは2.5km/h/sに落とされてしまったようです。

こちらら基本番台で6ドア車のない編成です。
山手線の500番台では数が足りず、全編成の置き換えができないため、一部編成の6ドアサハを抜いて、他の編成から抜いたモハユニットを入れて500番台と編成の構成を合わせています。緩行線に残留する基本番台車は将来全てこのスタイルになる予定です。
基本番台顔ながら6ドアマークが消えているのがポイントです。

E231系の試作車、900番台です。
元々209系950番台として登場したため、車体は209系500番台との共通点が多々見られます。
6ドア車が入っているため、将来的なホームドア導入に向けて中央・総武緩行線から撤退すると思われますが、車体のみならず制御装置等に量産車との差違がみられるため、今後の動きは不透明なものとなっています。

とまあ、同じ様に見えるE231系も色々あってなかなか面白いですねw
ちなみに、基本番台車と500番台は機器更新の最中でもあり、いずれも未更新車と更新車が存在しています。

余談ながら、中野以西にはもう一種類E231系(東西線乗り入れ用800番台車)いたりします。
E231系だけでこれだけバリエーションがあるのはここ中央・総武緩行線だけです。
E231系でE231系を置き換えるというのもビックリですが、これもE231系発祥の地の面目躍如と言ったところでしょうかw