今までの人生を少し振り返ると、明らかに次のステージだ!と思える瞬間が二回ほどありました。

 

一つ目は、スタディサプリの映像予備校の立ち上げの際にお声がけしてもらった瞬間です。このときは、前の予備校で絶好調で、結果も数字も圧倒的なものを出していました。次の世界に進みたい、進みたいとずーっと思っていて、何度も何度もトライしても、叶わず。

 

次の世界のことばかり考えるのではなくて、まずは目の前の仕事で圧倒的な結果を残そうと、仕事のスタンスを切り替えてから、2年ほどたったときでした。そのときは、次のステージのことはぼんやりと頭の片隅にあった程度で、気が付いたら、とんとん拍子で話が進んでいきました。

 

二つ目は、やっぱり本の執筆の依頼を出版社からいただいたときでした。本を書きたいな~と、ぼんやりと思ったのは19歳のころです。当時は高すぎるハードルに、試行錯誤しようが暗中模索の日々。スタディサプリの立ち上げから何とか事業を形にしようと、狂ったように働く日々で、すっかり忘れかけていた物書きの夢を、その後16年が経過した時に、叶えてくれました。

 

今も、色々と次のステージのことは思い浮かべています。次のステージに進めるときは、我も忘れるほど目の前のことに没頭して、何も考えていないような無心の状態のとき。だから、目の前のことを誰よりも熱心にやるしかないんです。