中秋節といえば、銅鑼湾のビクトリアパークで開催されるランタンフェスティバル、
そして大坑のファイアードラゴンフェスティバルです。
ランタンフェスティバルは、昨年からちょっぴり規模が小さくなってしまってさびしいのですが
それでもやっぱりこの独特の雰囲気はわくわくします。
ランタンを堪能したら、次は火龍!
火龍の由来は、1880年の中秋節の前日に台風が香港を襲い、
漁村だった大坑村は大きな被害を受けたことに始まります。
(昔はこのあたりが海岸線だったそう)
台風の最中、大きなニシキヘビが出現し、
村民が飼っていた家畜を軒並み食べてしまいました。
困った彼らはそのニシキヘビを捕まえ殺したのですが、
台風通過後そのニシキヘビの死体が消え、
感染病が発生し大勢の村民が死亡する騒ぎになったのです。
なんとそのニシキヘビは竜王の子供でした。
これは子供を殺された復讐だと考えた村民は、
台風を起こしたであろう海の竜王が恐れる「火龍」を作り、
病気がなくなるようにと三日三晩踊り続けたのです。
これで伝染病は癒え、それに感謝した村民は
毎年火龍を奉納するようになった言われています。
やはりすごい人手なのでなかなか近寄れませんが、
それでもすごい迫力!
(映画のプロモーションに来港していたヒュー・ジャックマンが一瞬見に来ていたという噂もちらり)
スーパームーンも美しく。
来年もまた見れたらいいな♪