②『インナーチャイルドって何?』


インナーチャイルドっていうのは、過去、ものすごく傷ついた自分です。

心の中にいます。

傷ついた年のまま、傷ついた瞬間のまま、癒やされなければ何年でもいます。

『誰だって傷つくんだから、全員インナーチャイルドがいるってこと?』

ここまでの説明だとそう思っちゃいますよね。

先に言っておきます。

違います。

全ての人の中にいるわけじゃあ、ありません。

どんな人の中にいることが多いのかってことを、インナーチャイルドの生まれ方と一緒に話しますね。

人が誰かの態度や言葉にものすごく傷ついたとき、そして、それを認めてしまうと、つらすぎて耐えられないとき、そういうふうに思っている自分を消してしまうことがあるんです。

そして、消してしまうと、消えた自分がインナーチャイルドになります。

たとえば、

『お母さん、大好き~』って思ってる子が、大好きなお母さんに冷たくされたり、冷たい言葉を言われた時、『お母さんなんて、大っ嫌いーっ!!』って言える子はいいんです。

言えなくても、『お母さんなんて、大っ嫌いだーっ!!』って心の中でつぶやいたりできる子はいいんです。

そういう時にはインナーチャイルドは生まれない。

同じシチュエーションで『お母さん、疲れているからなぁ(;´∀`)』って思っていた子どもには・・・いる可能性が大です。

そういう場合『お母さんを好きだった記憶しかない実年齢の自分の中に、もう1人、お母さんのことが大っ嫌いな、その年齢のままの自分がいる』という、信じがたい状態になります。

けれど、、自分ではその存在には全く気づいていません。

そんな自分がいたなんて思いもしないのが普通です。

防衛本能なんでしょうね。

あまりに衝撃が大きいと、その衝撃そのものと前後の記憶がなくなることがある、というのは結構知られています。これは、起きたことそのもの全てが受け入れがたくてそうなると思うのです。

インナーチャイルドの場合、受け入れがたいのは、自分に生まれた怒りや哀しさという感情です。

だから、その感情を感じた瞬間の自分を消すんです。

誰にも、自分にも気づかれずに。

インナーチャイルドがどんなものか、なんとなくご理解いただけましたか?

何か聞きたいことがある人がいたら、わかる範囲でお答えしますので、コメントくださいね。

さてさて、次にお伝えしたいのは、

③『インナーチャイルド、いるとどうなる?』

です。

続きます。


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※私がお伝えするインナーチャイルドは、grace healing schoolで教えていただいたものになります。