1つ前で2区分をしたので順番でいえば次は3区分なんですが、いろいろ考えると先に天体の年齢域を書いた方がやりやすい事に気づきました。(無計画に書いているのでこういう事が起こる)
で今日は天体の年齢域(クロノクレーター)について書きます。
「クロノクレーター」という考え方が、西洋占星術にはあります。
日本語にすると「年齢域」。それぞれの天体が人生の特定の年代を担当しているという考え方です。
本によって多少の違いがありますが、だいたい、
月 0- 7歳
水星 7-15歳
金星 15-25歳
太陽 25-35歳
火星 35-45歳
木星 45-55歳
土星 55-70歳
天王星 70-84歳
海王星 84-99歳
冥王星 99~
という感じの区分になっています。
簡単にいうとその年齢域になるとその天体が輝き出すというイメージを持って下さい。
(人生でその天体の意味が強調される時期です。)
各天体のテーマが、人生のその時期の課題だったりする感じです。
月 :0~7歳 感情、無意識の自分
水星:7~15歳 知性、コミュニケーション
金星:15~25歳 愛情、感覚、表現力
太陽:25~35歳 自分らしさ、自己実現
火星:35~45歳 行動力、エネルギー
木星:45~55歳 拡大と発展
土星:55歳以降 長期的に取り組むチャレンジ 、 伝統
(境界線は明確に線引きされているわけではなく、徐々に移り変わっていく、と考えられます。)
<月の年齢域>出生時~7歳頃まで
様々な経験、体験を通じて感情を発達させる時期。
<水星の年齢域>7歳頃~15歳頃まで
学校などでの教育で思考、知性などを学びコミュニケーション能力を発達させる時期。
<金星の年齢域>15歳頃~25歳頃
恋愛などの体験を学び表現力を発達させる時期。
<太陽の年齢域>25歳頃~35歳頃
社会の中での「自分の役割」(=仕事など)や、その適正、自分の方向性を探っていく中で自分の(社会の中での)意志を発達させる時期。
<火星の年齢域>35歳頃~45歳頃
社会の中である程度のキャリアを積み、それなりの経験をし、自分の方向性を定めた結果、社会の中へどう「積極的に切り込んで」いくか、どう「自分の活動を対外的に活かす」か、社会の中での行動力を発達させる時期。
<木星の年齢域>45歳頃~55歳頃
火星の年齢域での行動の基軸を拡大させ高度な精神性、高度な学問を発達させる時期。
<土星の年齢域>55歳頃~
月~木星の年齢域での各テーマの個人責任を取り土星のある各サインの社会テーマ(各世代責任)が輝き(浮き彫り)出す時期。
だいたい簡単にいえばこんな感じです。
(アスペクトとかハウス、個人の自由意志での人生選択なんかで個人差はかなりあります。)
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