ありのままで その④ ペルソナ | Kenaz光(ひかる)の占いブログ

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今週はキーワード「ありのままで」についてのスピリチュアルメッセージを転載しています。










『ペルソナ』




私達は日々誰かと関わって生きています。 家族・友人・同僚・上司etc…毎日見る顔ぶれから、久しぶりに会う人、通りすがりのコンビニの店員 ネットで知り合ったまだ見ぬ友人、様々ですね。



そういった人たちに見せる自分の顔は、笑顔でしょうか。時には怒りの顔を見せるかもしれません。愛想笑いを浮かべたり、素知らぬ顔をしてみせたり。



一日にいくつの顔を見せますか?




私達が誰かとコミュニケーションを取る時 、本心をさらけ出せる人と、そうでない人がいるでしょう。 出せる人には「素顔」を見せますが、そうでない場合は 偽りの「仮面」を被ってしまいがちです。



この「仮面」を「ペルソナ」と言います。



※ペルソナとは本来、古代劇において役者が被る仮面の事ですが心理学者のユングが人間の外的側面を「ペルソナ」と呼びました。



本心を見せないでいると、当然ながらペルソナは増えていきます。いい人に見られたかったり、自分の立場を上に見せたかったりまた逆に弱みを見せたくないから強気な自分でいたり恋の駆け引きで見せるペルソナもあります 。




こういったペルソナは実は自分の心の傷を隠すための道具なのです。



心に傷があると、もう二度と同じ痛みを味わいたくないと違う自分を演じようとしてしまいます。傷つくのが怖くて、違った自分でいれば違った結果になると考えてしまうのです。これは多くの人が体験する心理です。




傷つくことっていけないことでしょうか?




確かに心に痛みがあると、辛く苦しい経験をします。ですがその中から学ぶことも沢山ありますね。むしろ傷つかないままでいれば、何の学びもないということです。



誰かが苦痛をもたらせてくれたお陰で、自分のハートが開かれていない部分を知る事が出来ます。



傷ついたままいるのは苦痛ですから、立ち直る為に未知の領域に踏み出すことだってあります 。



それは自分の成長へと繋がっていきます。



傷つくことは、ポジティブな変化をもたらすのです。



あなたの痛みを受け入れ,あなたの傷を受け入れ、あるがままの、あなた自身を受けいれる! 自分以外の誰かさん、であるふりをしようとしないで、 自分をそうではないと、見せようとしたりはせずに。



自己本位ではいないように、、、、、、 そして、あなたのハートが泣いているのに、 笑っているかのふりを、続けたりしないように。 あなたの目に涙が一杯ならば、微笑みを浮かべないように。





見せかけではいはいけない、なぜなら、見せかけていることで、あなたは、ただ、その傷を、保護しているのだ。それが、癒されることから、、

~OSHO~




幾つものペルソナを代わる代わる身につけても、心の傷に蓋をして、その傷が痛まないように保護してるだけなのですね。



しかし痛みを伴ってこそ、傷は癒されていきます。



ある人といると心が苦しいと思うなら、作り笑いをして微笑むより、苦しみを感じている自分を認めましょう。



誰かといて心地よい気分になるのなら、そう感じている自分を素直に受け入れましょう。



ペルソナが蓋をした心を開くには、まず自分を受け入れることから始めてくださいね 。





ブログCrystal breathより転載