本日は、湊川神社さんの
氏子崇敬者繁栄祈願祭ならびに翁面掛式へ
出席して参りました
今年は、直会(なおらい)にて
お食事も賜りましたよ
神楽 "浦安の舞"
能楽神戸観世会有志奉納による
能 "翁"
直会とは、
神社に於ける祭祀の最後に、
神事に参加したもの一同で神酒を戴き
神饌を食する行事(共飲共食儀礼)で
本来は神事を構成する行事の一つ。
神霊が召し上がったものを頂くことにより、
神霊との結びつきを強くし、
神霊の力を分けてもらい、その加護を期待する。
本居宣長は斎戒を解くこと(解斎)の意としたが、
古くからの祭式では祭典の前儀や本儀で行われる
例もあり、解斎のみを意味すると解するのは
誤りであるそう。
そして、
この「直会(なおらい)」の語源については、
「直り合い(なほりあひ)」の意とするのが
通例で、一同が祭祀のため行った斎戒を解き、
平常に直る(復る)という意味なのだそう。
巫女さんたちの神楽 "浦安の舞"や
能 "翁"も拝見致しました
ちなみに、この能 "翁"は
「能にして能にあらず」といわれ、
まさに別格の一曲です。
どのカテゴリーにも属さず、
物語めいたものはありません。
神聖な儀式であり、演者は神となって
天下泰平、国土安穏を祈祷する舞を舞います
また、湊川神社内にある、
神能殿(能楽堂)での能 "高砂"、
狂言 "福の神"も観れました
松の内の最後の今日は、
春の七草。人日の節句ですね
七草粥は、その一年の無病息災を願って
1月7日に食べられ、正月の祝膳や祝酒で
弱った胃を休める為とも言われています。
私は今朝、七草粥を食べましたよ
七草は、
せり、なずな、すずな、すずしろ、ほとけのざ、
はこべら、ごぎょう。
芹(せり)=競り勝つ
薺(なずな)=撫でて汚れを除く
(なずなの別名は、ぺんぺん草だよ)
御形(ごぎょう)=仏体
(ごぎょうは、母子草のこと)
繁縷(はこべら)=反映がはびこる
(はこべらは、はこべともいいます)
仏の座(ほとけのざ)=仏の安座
(ほとけのざは、一般的に子鬼田平子を指します)
菘(すずな)=神を呼ぶ鈴
(すずなは、蕪(かぶ)のこと)
蘿蔔(すずしろ)=汚れのない清白
(すずしろは、大根のこと)
七草粥には、菘と蘿蔔は葉の部分を、
薺は花芽を持つ前の若芽を利用します。
七草粥を食べて元気に、
今年も良き年となりますように
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