50代後半にもなると
眠れないとよく耳にしますが
私はありがたいことに
睡眠の質はさだかではないですがよく眠れてるとおもいます
はまだようこです
高齢になると気の毒なくらいぐっすりと眠れる日が
少ないようです・・・
うちのじさまもその一人
病院から処方されてる睡眠導入剤を服用しても眠れなかった・・という日が
けっこうあります。
でも今日はめずらしく『ぐっすり寝たわぁ~』といつもより
2時間ちかく遅くに起きてきました。
おはよう!と挨拶もそこそこに
『おじいちゃんイタリアで死ぬ夢みてん』というではありませんか
それがまたリアルに事細かに情景を語るんですわ
話を聴いてた私たち・・
しゅう:『イタリアって・・そんな遠いとこで死なれたら引き取りにいくのたいへんやがな』
私:『なんでまたイタリアなんですかぁ~・・ローマあたりですかぁ』
じ:『いや田舎街でわし洞窟の中で死んでるんや』
私:『そんなとこみなで行かれませんやん(爆)』
死という話題なんですがあえてというか無理やり??というか
軽く軽くしようと地味に努力しております(笑)
最近よく『おばあちゃんがそろそろ迎えに来るやろ』やら
『もうそんなに長くはないやろなぁ・・』やら
ネガティブな発言が多くなってきたじさま
まぁいまにはじまったことではないんで
おばあちゃんがボチボチ迎えに来るといえば
『ぜったいそれはないわ。来たらうるさいっておもってる』と
冗談ぽく言い返したり
『そんなんは神さまがきめはることから迎えにくるまで
しっかり生きないとあきません』と真面目に言ってみたり
毎日趣向を変えて元気づけております(笑)
毎日毎日・・食前食後・・・
著名人が亡くなったというニュースをきいては
『おじいちゃんは長生きしすぎた・・もうそろそろいかんとあかん」と
言います。
私も毎日その旨のこと聞いてるので麻痺してるのか本気にとらえてないのか
同じこと言われても腹が立つとかイライラするということはありません。
が・・
最近はちょっと寂しさというか・・なんというか・・
気持ちが少し揺らいでいます。
93歳・・人生100年といってもあと残りわずかです。
早かれ遅かれお別れの日は遠いものでもありません。
足腰が弱ってきて自力で歩けるけれど目に見えて筋力の衰えが
あります。
元気だけれどいつなにがあってもおかしくない
じさまの言動を聴いておもうことは
私たちが想像してる以上に別れの寂しさや怖さを感じてるんだろうなと・・
何回もおなじことをいって毎回『まだまだ大丈夫よ!』という言葉を無意識ながら
支えにしてるのかもしれないな・・
『まだこんでいいよ。がんばって生きてしっかり年金もらい!っておばあちゃんなら
ゆーてはるわ(爆)』と笑いとばしていうとじさまニッコリ笑うんですわ(笑)
死の絡む話題はどよ~んとなりがちなんですが
チカラ振り絞って笑いとばしてポジティブにもっていきます
いつ別れの日がくるか誰にもわかりません。
その日が来るまで明るく毎日が送れるようにサポートすることが
じさまのそして私たち家族の幸せにつながるように感じてます(笑)
それにしてもうちのじさま・・・
なんであんなにリアルにはっきりと夢を語ることができるんかな
それも現実ではありえないおもろい夢が多い(爆)
やっぱ・・熟睡できてないからなんかな
睡眠は大切やもんね。
なにはともあれ老いも若きもしっかり睡眠とれますように