ヒンメリと出会ってから10数年。

教室をスタートしてから間もなく丸10年。

 

ブログ・Instagram共に長く見て下さっている方も沢山おられますが、フォローして下さる方も増えましたので、改めまして自己紹介をさせて下さい。

 

 

ヒンメリのおか

大岡 真奈

 

作家

ヒンメリ本 著者

ヒンメリレシピ考案・開発

全国各地でのイベント・教室

 

京都府出身 

千葉県在住

夫と息子の3人家族

 

 

 

好きなもの・こと

 

夏・空・海・植物

旅行・沖縄離島・海外旅行

海に潜って魚と泳ぐこと

ビーチコーミング・裸足で砂浜を歩くこと

日本の古典柄、和模様、幾何学模様

美術館巡り・建築を見て歩くこと

街中で幾何学模様を見つけること

踊ること(過去、京大社交ダンス部、会社員になってからは社会人アメリカンフットボール チアリーディング部に所属)

ミシンで縫物・ケーキやお菓子作り…など

 

 

 

幼少期

 

小さな頃から物づくりが大好き。

手芸、工作など、手を使うことが得意な子でした。

人と同じものが嫌で、作るものが斬新。出来た作品は褒められ、クラスの見本にされることもよくありました。

 

小学生の頃は、オリンピック選手が教える体操クラブに所属し、倒立、側転、ハンドスプリング(転回)、バク転(後方転回)など体操はよく出来る子で、体育の授業では 皆んなから拍手喝采!水泳も得意で「運動神経の良い人」という立ち位置にいました。

 

 

 

学生時代

 

一番の思い出は、母校の小学校での教育実習。

4年生の主任(男性)のクラスに入りました。

 

主任がとても素晴らしい方で、ユーモアに溢れ、大らかに見守って下さる先生だったお陰で、私は実習期間の最初から最後まで 毎日忙しく大変ながらも、可愛い子ども達と面白い先生と、充実した楽しい毎日を過ごしました。

 

毎日子供達が下校した後は、主任の号令により 近所の美味しいケーキ屋さんへ連れていかれ、4年の担任らが集合。美味しいケーキセットを食べながら、明日の打ち合わせをする毎日。

 

仲良しでチームワーク抜群な学年に当たり、同じ時に実習に来ていた他の3人に羨ましがられるほど。

 

緊張した研究授業も無事終わり、実習最終日は シークレットで感動的なお別れ会をして下さり、私も子供達も大号泣で、別れが本当に辛かったことを今でも鮮明に覚えています。

 

「先生っていい仕事だな」と心から思わせて頂けた実習期間。この後の人生、教育に関わり続けることになるのですが、ここでの幸せな体験が大きく影響していると思っています。

 

 

就職

 

1支店あたり400名以上居る大企業の 従業員向けの研修や、新入社員の教育、アルバイトの研修など 日々何かを前で教え、伝える立場に居ました。


その後一度だけ転職。

 

(写真は、工事中の現場視察@大阪市此花区)

 

この写真の後、沢山のアルバイトが入り、教育やオープニングの準備など とてつもなく大変な毎日で、体も心も死んでいたという思い出しかありませんが、(毎晩 深夜2時頃タクシーで帰宅。シャワーを浴びて、簡単な食事を済ませた90分後には、また同じタクシーに乗って出勤という異常な勤務。(タクシーは下でそのまま待ってくれている)

 

睡眠はタクシーの中の20~30分のみ。(社員少なく休めず 激務をこなす)

 

グランドオープンの日は「Hooray For Hollywood」 の大音量の音楽と共に キラキラゴールドの紙吹雪が、パーン!と空を舞う中、沢山のお客様が笑顔いっぱいにパークへ入って来られる様子を見ながら 社員は皆 大号泣。

 

あの時はみんな死にかけながら大変だったけど、今となれば良い思い出。

 

その後結婚し、住まいを大阪から京都へ。

会社規定の1日のタクシー代の上限を超える為、(大阪↔︎京都)通勤が難しくなり退職。

(そもそも勤務時間が、行きも帰りもタクシーしか無い時間帯というのが大問題…)

 

寿退社第一号で、同期の社員らからは羨ましがられ、私自身もこの異常な勤務体制と、精神スレスレな日々から逃れられると思うと、寂しいながらもホッとしました。

 

その後は小学校で理科を教える先生に。

 

(6年生の「水溶液の性質」の授業)

 

朝から紫キャベツを煮出して実験準備。

 

 

実験中の子供たちは、いつも生き生き 楽しそう。

 

 

身近なものに面白い発見があったり、目新しい実験器具にワクワクしたり、理科の授業は他の教科にはない 気分転換になる楽しい授業。

 

 
何かを発見し、「先生!見てこれ!」「先生、来て!」と自慢げに指を指して見せてくれる子供たちのキラキラした目が大好きでした。

 

 

異動の度に 沢山の子供たちや先生方と出会い、経験を積みました。

 

 

子どもたちの学校生活は、担任や その時の校長や教頭によっても大きく変化し、同じ公立小学校でも学校ごとに雰囲気が違いますが、基本どこの学校へ行っても画一的で、自由が無く(先生にも 子どもにも)、先生はいつも時間に追われ、日本と海外の教育の違いなどについても考えさせられ、私が実習していた時代とも随分と色々なことが変わってしまったように感じました。

 

私自身、子を持つ一人の母親としての目線で見ることも多く、学校教育の違和感や辛さ、緊張感、息苦しさが日常的に多かったのも事実。

ここには書けない葛藤や戦い。

色んなことがありました。

 

 

ヒンメリとの出逢い

 

そんな日々の学校生活にしんどさを感じていた頃、図書館で偶然手に取った北欧系の雑誌に載っていた1枚の写真からヒンメリを初めて知ることになります。

 

何気なく手に取った雑誌をパラパラとめくると、空が暗いダークな雰囲気な写真の中に シンプルなヒンメリが1つ写った写真が目に止まり、その瞬間 見たことのない美しさに感動し、心震え、一瞬で引き込まれました。

 

天井高く、太陽の光が眩しいほどに差し込む 明るい図書館なのに、そのページを開いた瞬間、周りが真っ暗になり、音が消え、本を持つ私だけにスポットライトが当たり、身動きが出来なくなるような不思議な感覚、体感になりました。

 

何日経ってもそのトキメキが消えることはなく増す一方。ヒンメリを知ってる人は周りに誰もいないけど、「どうしてもこれをやりたい!」という強い気持ちで、それまで勤めた小学校を退職することを決意しました。

 

その後は、毎日飽きることなくストローに針を通し、様々な造形を試行錯誤して生み出す日々。

 

「ここをこうしたら どうなるだろう?」

毎日が実験のように楽しくて、時間を忘れるほど夢中になって沢山のオリジナルレシピを生み出し、「誰かにこの面白さと美しさを伝えたい」の一心でワークショップをスタートさせました。

 

2024年1月で教室業は丸10年。

この10年間で3000名以上の方と出会ってきました。

 

 

当初ヒンメリの話をしても 誰にも通じず、興味も持たれず「何それ?」と言われ続けた無名のヒンメリ。コツコツ伝え、認知を広げる努力を続け、今やInstagramのハッシュタグ検索「#ヒンメリ」で9.4万件も出る時代に。

 

多くの企業様からお声を掛けて頂けるようになり、出版前には NHK「あさイチ」生放送にも出演。

(2018年7月)

 

 

華丸、大吉さんが面白く盛り上げて下さり、緊張も少し和らぎました。

 

 

そして人生で叶えたかった壮大な夢の一つ、出版の夢を叶えました。

 

1冊目は2018年出版。

 

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クリスマス時期の発売で、大手書店で大きく展開して頂きました。

 

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代官山蔦屋書店様

 

池袋駅から直結の、三省堂書店池袋本店様では、池袋駅への往来の人通りの多い一角に、1ヶ月間フェアを開催して下さいました。(手芸本で、この積み上げ冊数は凄すぎる)

 

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2020年には異例の速さで海外版(韓国語)も出版に。

 

出版社において、海外版では史上最速のオファーだったらしく、「あまりの凄さに編集部がざわつきました」と言われました。

 

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韓国料理を囲んでミニパーティー。

 

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3冊目は2022年出版。

 

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代官山蔦屋書店様

 

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梅田蔦屋書店様

 

2019年からは、突然やってきたご縁で畑を使わせて頂けることになり、材料であるライ麦栽培をスタート。

 

それまで黒ストローでの作品が主でしたが、ここから作品が麦藁に変わっていきます。

 

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自然大好き、ヒンメリ大好きな皆と、

毎年気持ちの良い、賑やかな5月を迎えています。

 

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見るはずのない景色を沢山見て、知らない方、出会うはずの無かった多くの方と出会い、沢山の生徒さんたちとヒンメリ作りの楽しさ、喜びを共有出来る嬉しい日々を過ごしています。

 

 

教える相手が大人になったり子供になったり、教える内容や場所が変わっても、ずっと教育関連で 30年変わらず人と関わり、教え続けていることが不思議でもあり、人の成長を見届けるのが私の使命なのかなと改めて思います。

 

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( 株式会社 KADOKAWA様でのワークショップ)

 

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こんな風に書くと、この10年 順風満帆に見えるかもしれませんが、一人起業は孤独で身近に相談出来る人もおらず、苦しいこと、困難なこと、辛い事も沢山ありました。それでも一つ一つ乗り越え、毎晩夢の中に出てくるほど考え続け、悲しくて泣くことがあっても休まず、強い信念を持って走り続けました。

 

ここまで頑張って来て良かったと 今、心から思っています。

 

 

私ってどんな人?

 

2023.7月の誕生日に寄せて下さった、私を良く知る生徒さんたちからのメッセージの中からの抜粋。

 

実はこの言葉たち、昔から私を表現する時に言われてきた言葉ばかり。何十年経っても「私」って変わらないんだなぁとつくづく思います。

 

「丁寧」

「几帳面」

「努力家」

「仕事が早い」

「抜群な行動力」

「思い立ったらすぐ行動」

「パワフル」

「何事にも前向き」

「アイデア・ひらめきの人」

「ヒンメリを誰よりも愛してる」

「ヒンメリ愛に溢れてる」

「感性が豊か」

「涙もろい」

「心配りの人」

「きめ細やかな気遣い」

「沢山の愛情を注いで下さる」

「関わる人を大切に思ってくれる」

「気さくな方」

「場の安心感がある」

「幸せな出会いの場を作ってくれる」

「チャーミング」

「メンバーへの思いやり」

 

 

沢山の出会いと、嬉しい言葉のギフトに感謝です。

 

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今後の夢

 

あと3ヶ月で10周年を迎える私の次なる目標は、大好きなことで仕事をやっていきたい!という方へのコンサルや、先生になりたい人、更に拡大していきたい方へのサポート業。

 

ヒンメリが大好き!

ヒンメリを基礎から徹底的に学びたい

ヒンメリを通して夢の実現をしたい

何か新しい挑戦をしてみたい

教室を持ちたい

 

そんな夢を持った仲間らが出会い、実力を付け、目標を叶えるための土台をしっかりつくる、そんな【スクール】のような継続コミュニティを作るのが新たな私の夢。(只今準備中。時期が来ましたらご案内させて下さいね)

 

私の走り続けた10年の経験が、誰かのお役に立てたり、誰かの生き甲斐となったり、夢を与えられたら良いなと思っています。

 

 

ヒンメリの先生になりたい!

ご自分の教室を持ちたい

そんな夢をお持ちの方はこちらもお読み下さい。

 

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ヒンメリの先生になりたい!自分の教室を持ちたい!

 

 

長文の自己紹介にお付き合い下さり

ありがとうございました。

 

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過去のお仕事の実績