昨日は もう駄目かと思ったけど

24時間ぶりに

自力で湯冷ましやお湯をがぶがぶ飲んだり

立てないけど立とうとしたり

声も聞けた(文句)


カリウム値が下がりすぎたけど

入院は絶対させないと言って

錠剤を飲ませに午前と午後行って

吐き気はないけど

錠剤を吐かないように吐き気注射して

おしっこ真菌対策に抗生剤注射して

食欲増強注射して

脱水症状対策に点滴しているよ


自分から

食べよう飲もうとする意思がある限り

その命のSupportをするよ


入院や無理をさせるのはしない

猫にはいつも通りがいちばんなんだ

なつのように食べないと決めたなら

死期を尊重しようと思ってる


それは後悔からきた誓いだから

揺らいじゃいけなくて

難しいけどがんばる


昨夜はもう怒りに近い感情になって

神様なんかいない!と

癌でみんなからもらったお札や御守りや

町内会で配られたお札を

ぜんぶゴミに捨てた


ここにあるのは

自分のパワーと猫の生命力だけなんだ


祖母が死ぬときの祖父の言動を思い出して

つくづく似ているなぁと思った


祖父は日蓮の絵をもってきて

「こんなことがあるはずないんだ!」

って 叩きつけた


祖父にとって祖母が死ぬなんて

あってはいけないことだったから


自分が末期癌なことを隠して

痴呆症の祖母の面倒を見たり家事をやっていた

若い頃は浮気して

祖母に愛人宅の服やら何やら

ハサミでズタズタにされて

一度は離婚したふたりなんだけど

それを見て衝撃を受けたんだ、わたし


っていうか、

祖母の行動もわたしに遺伝してる?


夕べはなにもかも家中

ビーの思い出があるものはどんどんゴミに仕分けした


トイレと器類は

まだ諦めていないから

そのままだよ


「捨てて後悔した!」

ってなったらいいなと思いながら

ちきしょうちきしょうって捨てた


お札とか御守りを

びりびりにしてゴミ袋に捨てるなんて

ばちあたりだけど

普段ならしないけど

もう、どうでもいいんだ


わたしはビーが死んだら

癌が再発しても転移しても

もう頑張れない


なにもかも、どうでもいい


でも、祈ったんだ


ただお湯を飲んだだけだけど

ほんとに嬉しいよ


生きようとするニャンコ先輩

全力で従います




伏せたままお湯をがぶ飲み中

おしゃべりビスがいないみたいに

家は静かだよ


でも、いるよ