考えたら
びーたん
死ぬ前の日まで
薬飲んでいたんだね
 
5/1に
ちょっと嫌みたいな
首のふり一回と小さなうなりがあって
先生が
「あ、嫌かな?」
って
でもほぼすんなりむぐむぐ飲んだ
頑張ってた
 
見てて
ねこかぶってるけど
初めて
嫌がってると思った
 
その前日は
飲み終わると
「びーたん かえる」
って感じで診察台の端に歩いて
それも初めてだったから
看護師さんにあらあらって笑われて
バッグもっていったら自分で入ったのに
それすらせずにその場で伏せた
 
迷った
ここまで全く嫌がらずきたから
 
午後もカリウム飲ませにきます
って
たった55円だけど
午後の分も払って
 
初めてびー背負ったままコンビニに入り
そして、帰った
 
「びーたん
 とんびびなんか
 いったときあるとゆーこと」
 
いままで
バッグのふたをあけたら自分で出たのに
はじめて自分で出ようとしなくて
抱えて出した
前の日はバッグの端をさげないと出られなかったけど
それでも自力で出たのに
 
そこから仕事しながら考えて
様子見て考えて
 
あーこれはもう
と思って
 
電話して午後はいかなかった
 
翌日5/2の仕事中
苦しがって倒れたのをだっこして
膝の上で苦しくないように立てるようにして
わたしの鼓動がわかるように
心臓の所にびーの横顔をおいて
脳内ドーパミンになって
すやすやと
 
それから二時間後くらいに
ちょっとだけ苦しそうにして
死んだ
 
1年間
毎日病院に行って
薬飲むのも嫌がらず
いつ看護師さんたちに
あげるのが楽だってほめてもらえて
前の日までほめられて
他の子はみんなこんなに楽じゃないって
ほめてもらって
顔を横に向けることもないし
さすが究極のねこかぶり
借りてきた猫体現者
 
家では大暴れだったのに
 
びーたん
可愛かったなぁ
あいたいなぁ
 
今朝
目がさめたとき
ド近眼の視野に
カーテンがはいって
びーが枕に上半身のせてるとおもった
 
すぐに
カーテンが視野に入っただけだと分かった
 
それでもいいや
 
もじゃもじゃばあちゃんは
人間にばれていないとおもって
へっぴり腰でぬきあしさしあし
びーの写真を見に行って
前に座って見ていたり
頭をすりつけたり
なんかわーわー言ったり
 
あんなにいっぱいいた猫がいないから
また、さがしてる
 
物置部屋に忍び込んだり
へっぴり腰でさがしまわってる
 
家の中に13年間
野良がいます
 
慣れてくれとはいわないけどね
自分のペースで
どっこい生きてくれ
 
2011年震災のとき
あまりの様子に
病院連れて行くのをやめると決め
やめたら元気に太りだし
自分のペースで好きに生きてる
 
7年前くらいからかな
血便血尿
まいにちゲボで
ポリープあるのは間違いないが
獣医の友だちがくれる甘い抗生剤だけで
ものすごく元気に生きている
 
17才だが
こないだすきを見て触ったら

チビコロパンパンで
おなかにたるみなく
体重ははかれないが重かった
 

手の爪は何本か

3回転目くらいだけど

目の白濁もなく
どうなっているんだか
確認させてもらえないが・・・
 
ご飯とトイレと
清潔にすること
加齢対策は
横からこそっとやるから
好きなように
家野良をやっておくれ
 
我が家ではカールしか使わなかった
ミニタワーとか使って
残りの時間もどっこい生きてくれ
 
生きてるうちは
膝に上がることもないだろうけど
手触りもびーのしとしととちがって
モッサモサだけど
いきなりいっちゃうんだろうけど
 
少し離れて世話していきます
 
まだまだ
巨星がおちた空虚の中で
話しかけながら
探しながら
 
猫山に話しかけているJ1と共に
なんとか生きています。
 
ときどき
もじゃもじゃばあちゃん通信
書きます。
 
みんなのところに
無理せずまわったり
野球を観るのはもすこし先かな
すまん
 
 
 
 
初めて猫の写真を飾りました
仕事中に膝にびーたんがいたらな
と、膝にいた時の写真をその場所に
(アニメ見てるやんけ)
 
カールが日参し
この前に座って
よくこの写真をじーっと見ています。
 
 
まだ一緒に歩いてる