「ハリー・ポッター」の原作・映画をコンプリートしている身。これは捨て置けない。舞台劇になったハリー・ポッターの後日談。TBS赤坂ACTシアターにてロングラン上演中の舞台を10月25日鑑賞。



千代田線赤坂駅改札を抜けると地上へ出る階段。すでに魔法ワールド。壁に飾られた無数の肖像画に見守られ(監視され?)て上へ。正面にTBSが見える頃、ハリー・ポッターのオブジェがお出迎え。




まさにハロウィーンシーズン。ACTシアターへ向かう通りは怪しい輝き。魔法の空気増し増しで自然と期待も高まる。物語に入っていくための演出効果もありそうだ。



その物語はというと…


魔法界で知らない者はいないハリー・ポッター。その息子アルバスがホグワーツに入学。有名すぎる父の存在に悩むアルバスが選んだ友達は父の宿敵ドラコ・マルフォイの息子スコーピオスだった。



父と過ごしたことがないハリーが父となり、息子との関係性に悩む。そこもドラマとして重要。本編の人物相関や事件も関係してくる。駆け足展開でもあり、お初の人には少しハードルが高いかも。




話題の魔法演出。魔法が現実になる。最初のシーンからすでに魔法。もちろんトリックだが、まるでイリュージョン。映画のCGもすごい進歩だが、それをCGなしで目の前でやってしまうという。




途中までは目を凝らしてタネを探す。が、次から次から出てくるのでやめた(笑)。「ホントに魔法を使っているのだ」…そう思っちゃって良い。多様性の時代。魔法使いだってきっといる。




そんな魔法使いたちが舞台で乱舞。ハリー・ポッターは藤木直人、大貫勇輔でローテーション中。当日は藤木直人。テレビのまんまのかっこよさ。何より耳に優しい声が素敵。




アルバスは福山康平、スコーピオスは西野遼、ハーマイオニーは中別府葵、ロンは竪山隼太、ドラコは松田慎也、ジニーは白羽ゆり、といった布陣。みなさん、ドラマに映画に舞台に声優に活躍中。



少しネタバレかな…話はバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな展開。J.K.ローリングの原作もそうなんだろうが新鮮さはない。そこに親子の物語を乗せてるのは良い。


それでも、映画同様の魔法を舞台で生披露だ。それだけでも十分以上に楽しめることは間違いなし。エンタメの可能性はまた広がった。いや、可能性に限界がないからエンタメなのだ。



hiroでした。



炎のゴブレット←参考①


死の秘宝PART1←参考②


死の秘宝PART2←参考③