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下剋上球児


2018年、三重の県立高校の弱小野球部が甲子園に初出場。この実話をベースにしたドラマ。白山高校がモデル。覚えてなかったが「女性部長が打席に立って怒られた」という記事を見つけて思い出した。この部長が山住先生(黒木華)のモデルなのね。


南雲監督(鈴木亮平)の教員免許ネタは創作。キャラ設定ももちろんオリジナル。あくまでフィクションだからね。今期の中では成功ドラマのひとつ。翌日にはネタバレ記事が出るのが困りもの。すぐに見ないと情報入っちゃうからね。


今年は春にWBCで盛り上がった。これで、野球を知らない方にも刷り込まれた。これが追い風。連ドラの割に試合に多くの時間を割き、野球放送画面を取り入れて臨場感を演出。ドラマを見ながら「よっし!」とか叫んでた方も多いのでは。


野球が題材だが、脚本(奥寺佐和子)、プロデュース(新井順子)、演出(塚原あゆ子ら)等々女性スタッフが多いのは野球ファンとして嬉しい。野球のルールやセオリーのツッコミどころも多々あったがマジツッコミするのは野暮というもの。


部員役の俳優が初見ばかりで新鮮なのも良かった。菅田将暉の弟菅生新樹が注目されたが、翔役中沢元紀、椿谷役伊藤あさひ、壮麿役小林虎之介、楡役生田俊平らは将来性の塊。出色は根室役兵頭功海。絶対人気出る…いやすでに人気。今後も全員注目。


ちなみにドラマで越山に負けた星葉高校のモデルが菰野高校だと言われている。となると星葉のエース児玉くんが我がドラゴンズの岡林優希ということになる(笑)。ただし菰野、強豪だけど県立。星葉も「私立」設定だったのか。


正直なところ、弱小野球部が強くなる理由が曖昧。スポーツドラマとして成立してるがは怪しい。が、野球というドラマを楽しんでもらおう、というスタッフ、キャストの情熱があったのは事実。リアリティと情熱が視聴者に伝わった好例だ。


*「下剋上球児」公式Xより



hiroでした。



ひとよ←鈴木亮平はお兄ちゃん役


母と暮らせば←黒木華がヒロイン


VIVANT←前クールの日曜劇場はこの話題作