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ベテラン揃いの重厚なSFドラマ

シークレット・インベージョン


サノス戦後、スクラル人の盟友タロス(ベン・メンデルソーン)と共に宇宙に旅立ったフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が帰還。地球に潜んでいたスクラル人の暴動阻止が目的。地球の乗っ取りを計画するグラヴィク(キングズリー・ベン=アディル)は戦闘部隊を組織するが、その中にはタロスの娘ガイア(エミリア・クラーク)もいた。



アベンジャーズの生みの親ニック・フューリーを主人公にした全6話のMCUオリジナルドラマ。盟友タロス、相棒でファンも多いマリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)、アベンジャーズの一員ローズ大佐(ドン・チードル)ら馴染みの面々も登場。


ワンダビジョン」等のMCU作品にもちょいちょい顔を出すなど、全体の流れにも大きく関与してくるスクラル。これまで味方のイメージだったのが本作では内紛で分断。移り住む星がないなら乗っ取ってしまえ、という展開。


そうした背景にグラヴィク、ガイアの他、フューリーの妻でスクラル人のプリシラ(シャーレイン・ウッダード)、MI-6エージェントのソーニャ(オリヴィア・コールマン)ら新キャラが登場。今後もMCUの映画やドラマに絡みそうなキャラも参戦。



ジャクソン、メンデルソーン、チードル、マーティン・フリーマン、コールマン…ベテラン実力派俳優が連なるドラマはSFだけど重厚。やや地味な絵面のなか、アディル、クラークらの若手は新鮮で魅力的。クラークは今後のMCUにも絡みそう。


…などと先々のワクワクがある一方、これまでMCUに深く関わってきたキャラクターのまさかの撤退も。しかも複数人。これって本体への影響ってないんだろうか、と心配になる。ドラマを映画作品に食い込ませる手法にも慣れてはきたが…。


地球のほうはひと段落。本作ラストではスクラルとクリーの和平へと乗り出すフューリー。で、「マーベルズ」に続く、となるわけか。ガイヤはガイヤでキャラがたった。ソロデビューの可能性もあるかもなぁ。



hiroでした。



キャプテンマーベル←スクラルとクリー初登場


マーベルズ←でもフューリー活躍


ラストクリスマス←のクラークもMCU参戦