Disney＋
アトラクションが元ネタのファミリーコメディ
ホーンテッドマンション
不動産業を営むジム（エディ・マーフィー）と妻のサラ（マーシャ・トマソン）は家族旅行の直前に古い屋敷の売却依頼を受ける。すぐに話したいという家主の希望もあり、ジムは旅先へ向かう途中で屋敷に立ち寄ることにする。ところが、屋敷で家主のグレイシー（ナサニエル・パーカー）と話しているうちに嵐になり立ち往生。屋敷で一晩過ごすことになる。
ディズニーランドの人気アトラクションをモチーフにした実写映画を初見。東京ディズニーランドの開園当初からある古参「ホーンテッドマンション」。「イッツアスモールワールド」と並んで寒い冬に重宝するので数えきれないほど乗っている。
ディズニーパークのアトラクションはひとつひとつにストーリーがある。ところが本作のストーリー、あまりアトラクションに沿っていない。水晶の魔女マダム・リオッタ（ジェニファー・ティリー）と歌うガーゴイルが出てくるくらいか。
本作はホラーコメディ…というかファミリーコメディ。家族揃って困難に立ち向かって乗り越える、的なやつ。そこはディズニーだし、マーフィーだし。びっくり箱のようなコメディの王道。基本に沿ってしっかり作ってあるね。
若い人ってエディ・マーフィーって知ってるのかしら。「ビバリーヒルズ・コップ」でブレイクした元祖しゃべくりコメディ俳優。今で言うウイル・スミスみたいな立ち位置かな。「ドリームガールズ」みたいなシリアスな役もやってるけど。
屋敷の執事役に名優テレンス・スタンプ。「ウォンテッド」「アンコール！」「ラストナイト・イン・ソーホー」等々大好き作品の出演がとても多い。こんな作品…失礼、ファミリーコメディ作品にも出演してるとは。
怖いの見る気満々だと肩透かし。20年前なのでCGもそこそこ。ラストはちょっといい話。小さいお子さん以外は、安心して家族でご覧になれるかと。アトラクションとはかけ離れたけど面白かった！
DATA
監督・製作総指揮：ロブ・ミンコフ/脚本：デイヴィッド・バレンバウム
出演：エディ・マーフィー/マーシャ・トマソン/アーリー・デイヴィス/マーク・ジョン・ジェフリーズ/ジェニファー・ティリー/ウォーレス・ショーン/ディナ・ウォーターズ/ナサニエル・パーカー/テレンス・スタンプ
hiroでした。
