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作りたい女と食べたい女


同じマンションの同じフロアに住む「お隣のお隣さん」の野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)。料理を作るのが好きな野本さんが春日さんの食べっぷりに惚れ込んで交流が始まったが、野本さんは春日さんに対する気持ちに変化が現れていることに気づき始める。



「つくたべ」第二弾きましたねー。前シーズンは10回だったのが今回は20回。好感度高いですね。今回も全部見ちゃった(笑)。「きのう何食べた?」の女性版なわけだけど、前回は「LGBTs風」まで。今回はずいぶん切り込みましたね。


野本さんが意識し始めるんですよ、春日さんを。いわゆる「気付き」。リアルはあんな感じなのかな。「きのう〜」は始まりからそうだったのと決定的な違い。そこをサラリと表現できたのはヤコさん(ともさかりえ)の存在かと。


LGBTsに理解がある当事者だもの。そりゃ心強いわ。合わせて野本さんの同僚佐山さん(森田望智)も。当事者じゃなくても相談されて「へーそうなんだ」とフラットに受け応え。相談されることがあったら、ああいう対応できっかな。


もう一人、スパイスとして南雲さん(藤吉夏鈴)が参加。恋愛には絡まない、春日さんの相談相手。グルメドラマにあえて「会食恐怖症」というジョーカー。多様性対応の役割だね。櫻坂の子なんだけど、すごいフィット。よく見つけてきたなあ。


いいね、こういうドラマが普通にあるの。身の回りに(知ってる範囲で)いないけど、たとえば「彼女いる?」は「パートナーいる?」に置き換えないと。LGBTs、人種、障害、病気…人と人との関係はフラットに。「普通」なんて言葉はいらない。


原作:ゆざきさかおみ/脚本:山田由梨

出演:比嘉愛未/西野恵未/森田望智/藤吉夏鈴/ともさかりえ


…なんていうレビュー書いてたら直後に情報解禁…藤吉さんの主演映画の公開が決まったんですね。めでたし。


hiroでした。



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きのう何食べた?←は映画にもなった


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