高千穂に移住して半年が過ぎた

 

と、同時に季節は「秋の土用」

からだの要といわれる"腰"を痛めたことから始まったデトックスは、

意外なところへと向かい(笑)

過去を掘り起こし、

また手放し、

金星の逆行終了とともに終息した(笑)

ふぅ。。。

長い熱にやられていた気分( ̄▽ ̄;)

でも、あながち嘘でもない。

 

うち、大地の"恵み"にやられた。

恵みにやられる⁉

そんな訳ない(笑)

 

そう思ってたけど、

やられた(笑)

 

それは、これまで一定の土地に根付くことを避け、

意識して"風"暮らしを選択していた私にとって、

大きな次元シフトとなる感覚だった。

 

神戸はいつも私の"港"という感覚で、

風になれたのも、そのため。

 

でも岩手から帰ってきてから、いつも

土地に降りたい(居りたい)と思うようになり、

あれよあれよと高千穂に降りたつ。

 

その思いを育てたのは、岩手の母ちゃん達。

日々の自然から頂く恵みを上手に食卓へ運ぶ母ちゃんは、

「いつしてんの⁉」と思うぐらい手際が良く、

一時もじっとしていない(笑)

 

そんな母ちゃん達を見ていて、

「この先、生きていく大地(家・土地)がほしい」と思うようになった。

 

で、

でで。

 

暮した半年間。

降りたった高千穂の恵みは、

季節ごとにすごかった。

これまで自分の生活になかった恵みが季節ごとに、

どさーっと、

まるで「笠地蔵」のお話しみたいに、家の前にある、そんな気分になった。

 

けれど、その恵みはひとつひとつが大量で、

下処理に追われ、また調理バラエティに欠き「試食」に追われ、そして関西の仕事の用意、と

私の体内時計は、ハムスターの歯車ばり高速に回っていた。

 

 

ーつづくー