関西との二重生活の中、最初にでた症状は「めまい」(笑)
これは関西で起きて、
「高千穂と関西の景色が違いすぎて、ピントが合わない感じ」
と、面白がって観察していた。
二重生活を私は私の仕事のタイミングで行き来するが、
自然は自然のタイミングで行き来する。
しかも移動のテンポは、岩手移住の時よりも目まぐるしかった。
岩手の時は「当分(年単位)、帰ってこない」つもりで、関西の仕事も出来るだけ短期で整理したが、
後々そのやり方が、いろいろなところに影響を出したこともあって、
今回は、仕事先の人たちと話し合いながら、どこまで出来るのか互いの折り合いを図ることに挑戦した。
と。
そう決意したからか? 確実に変化が起こった。
でも見た目はあまり分からない。
例えるなら、
「部署は変わらねど、役職が変わる」的な(笑)
私の古巣カテゴリーでもある「演劇」を通して、
今までしてきた役割が大きく変わったのである。
ざっとメモしてみると、
〇毎年子どもたちに書いていた台本を「書きたい」という人に、書き方を教えることになる。
〇自分の開校する教室のミュージカルを、他の講師(ミュージカル初体験)を交えて一緒に創ることとなる。
〇本当にあった話をもとに、ミュージカル台本を依頼される。
〇子どもたちに舞を教えることとなる。
〇生物多様性にまつわるラジオを配信することとなる。
〇ミュージカル開始の為の「表現引き出しワーク」を依頼される。
○高千穂では、舞を体験してもらうイベントを興す。
と。
これまで経験してきた世界のことなのに、
役割が変わるという (しかも全て‼)
こうして振り返ると、すべてが
「ピッカピッカの一年生」な役割ばかり。
なのに私は、そこに気づかなかった(ばっかーん)
今まで培ってきたもの=私にとっては当然の世界(表現)が、
「伝える」側に回った時に、周りにとってはあまりにも
「宇宙語」的な専門用語、専門的な視点となり、
あらためて「伝える」という視点を問われた。
これに気づかなかった私の歯車は当然狂いだす。
それなのに高千穂に帰れば、いわゆる「稼ぎ」仕事をしていないので、
自分的にはゆっくり時間を取っている、
つもりが、
自然からの訪問者が毎日私の心を躍らせ、
踊りつかれていることにも気づかず(笑)
いっやー、
自分でも思う。
こゆい‼
その上、出会って半年のパートナーと暮らし始めたので、
どっかのアトラクションのように、
「互いを知る」上での摩擦が、交替交替の身の上にくる(笑)
もうハムスターの歯車どころでなく、
絶叫マシーンだったと、
こうして明けてみると
呆れるぐらい、激変な半年を歩んでいたんだな。
ーあともうすこしつづくー