今回の関西出稼ぎの旅。
なんと、関西を優に超えて南アルプス・伊那谷にある中川村。
そして西は岡山・大阪を通り、名古屋まで。
もちろん港である神戸でも。
すべて「演劇」を通した、表現ワーク
しかも参加者のほとんどが、「演劇・ミュージカル」が初めてという。
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高千穂に移住が決まるかどうかという頃に、
立て続けに頂いた、ご縁。
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けれど、暮らし自体が「表現」の宝庫であり
互いに関わることで、「ものがたり」として形に表れるということを、
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ほんのわずかな時間だったけれども実践してくれた。
 
それを見て私は、あらためて、
「演劇」の奥深さ、
「表現する」ということの開放感を
味わった〇
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暮らしの何が「表現」に繋がる創造をかきたてるかわからない。
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でも、そのとっかかりをいつも、ワークで掴んで帰ってもらえたと感じられるのは、

「やって話し合う」の法則。
そして、
「直に触れ合う」という時間の大切さ。
 
今後、このきっかけから始まる「ミュージカル」がどんな風な形になっていくのか、
楽しみでならない。
 
 その為に、私は私でやるべきこと、
まだまだ私自身が挑戦すべきことに
挑戦していこうと、「欲」がでた。
 
 
今回の出稼ぎの旅は、
熱い(笑)
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あらためて半年を思うと、

「よく生きた‼」(笑)

 

 

でも明らかに、無理をした。

 

いや、無理強いした。

 皆にも。

自分にも。


これだけの変化を全て受けきって、

動かそうというのだから、

強烈なパワーをだしていただろう。

 

それが、今回の秋の土用とともに、

體(からだ)の要である、腰を痛めたことで、

「見直し」が私の中に一気に押し寄せてきた。

 

新しい役職の場で、摩擦が次々起きた。

 

そこでふと、ある言葉を思いだす。

 

「コミュニケーションを日本語にするならば、"摩擦"だ」

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本当にそうだと思う。

 

摩擦という言葉は、一見ストレスに感じる。

でも、そうやって互いに

直に擦れ合い、

磨いていく。

 

そうやって成長・進化・目覚め

てゆく。

 

 

今回のこの気づきまでの"うねりの始まり"は、

やっぱり岩手・大槌での暮らしだった。

 

あの土地での暮らしは3年だったけど、

皆さんと具体的に生きた。

今、そう実感する。

 

精神共々未熟な私とともに生きてくれた。

その広く深い愛情を

あらためて今、実感する。

 

そして岩手から帰った私を再度受け入れてくれた神戸の

ヒト・コト・バの在り方に、

偉大さと畏敬を感じ、頭が下がる。

 

 

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今回の一連の流れは、私にとって知らぬ間に入った迷路で、

入った気もないから、出れる気も起きず

ただ

「慌てるな」とばかりに、要の腰を掴まれ(笑)

その痛みのあるない(この発見についてはまた後日)の動きをもってまた教えもあり、

 

動かずして激しく動く流れに

ただただ流される21日間だった。

 

その出口に気づかせてくれたのは、

やはり永年、共に仕事をしてきた"ヒト・コト・バ"

いろんな摩擦をもってして教えてくれた。

 

摩擦はまだまだ起きる。

延々と起きる。

 

でも、岩手に移住するときにしたように、

可能性を自分で切って移るようなことは、やはりしたくない。

 

これまでの風暮らしが、今後の大地に根付く暮らしと

摩擦しあいながらも、

何層にも深く広く、生き方を豊かにしてくれる。そんなイメージが強く湧いてくる。

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振り返ってみれば、

私の人生

何度も同じような流れが起き、

その度にくる"摩擦"を嫌い、

それが別の摩擦を生み、

何度も呑まれながら

その度、別の岸で救われてきたように思う。

 

もう、これを最後の岸にして、

この一連の流れから卒業し、

今与えてもらっている新しい役職を

また次へと活かしていこう。


今回の一連の流れから明けてみると、

確実に

私の外にではなく、

私の中に

根付いたモノがあると実感する。

 

最後に、今年3月に登った高千穂の二神山頂上の笹と

 

11月16日に登った同山の笹の成長が

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今回の一連を言葉にするきっかけになったことに

大きな感謝を捧げて―

 

そして、最後まで読んでくださった、皆さんに

大きな感謝を捧げて―

 

今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関西との二重生活の中、最初にでた症状は「めまい」(笑)
これは関西で起きて、
「高千穂と関西の景色が違いすぎて、ピントが合わない感じ」
と、面白がって観察していた。

 

二重生活を私は私の仕事のタイミングで行き来するが、
自然は自然のタイミングで行き来する。

 
結局どちらにもが動きあるので、動きに拍車がかかる(笑)

 

しかも移動のテンポは、岩手移住の時よりも目まぐるしかった。

岩手の時は「当分(年単位)、帰ってこない」つもりで、関西の仕事も出来るだけ短期で整理したが、

後々そのやり方が、いろいろなところに影響を出したこともあって、

今回は、仕事先の人たちと話し合いながら、どこまで出来るのか互いの折り合いを図ることに挑戦した。

 

と。

 

そう決意したからか? 確実に変化が起こった。

 

でも見た目はあまり分からない。

例えるなら、

 

「部署は変わらねど、役職が変わる」的な(笑)

 

私の古巣カテゴリーでもある「演劇」を通して、

今までしてきた役割が大きく変わったのである。

ざっとメモしてみると、

〇毎年子どもたちに書いていた台本を「書きたい」という人に、書き方を教えることになる。

〇自分の開校する教室のミュージカルを、他の講師(ミュージカル初体験)を交えて一緒に創ることとなる。

〇本当にあった話をもとに、ミュージカル台本を依頼される

〇子どもたちに舞を教えることとなる。

〇生物多様性にまつわるラジオを配信することとなる。

〇ミュージカル開始の為の「表現引き出しワーク」を依頼される。

 ○高千穂では、舞を体験してもらうイベントを興す。

と。

 

これまで経験してきた世界のことなのに、

役割が変わるという (しかも全て‼)

 

こうして振り返ると、すべてが

「ピッカピッカの一年生」な役割ばかり。

 

なのに私は、そこに気づかなかった(ばっかーんガーン)

 

今まで培ってきたもの=私にとっては当然の世界(表現)が、

「伝える」側に回った時に、周りにとってはあまりにも

「宇宙語」的な専門用語、専門的な視点となり、

あらためて「伝える」という視点を問われた。

 

これに気づかなかった私の歯車は当然狂いだす。

 

それなのに高千穂に帰れば、いわゆる「稼ぎ」仕事をしていないので、

自分的にはゆっくり時間を取っている、

つもりが、

 
 
 
 
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自然からの訪問者が毎日私の心を躍らせ、

踊りつかれていることにも気づかず(笑)

 

いっやー、

自分でも思う。

 

こゆい‼笑い泣き

 

その上、出会って半年のパートナーと暮らし始めたので、

 

どっかのアトラクションのように、

「互いを知る」上での摩擦が、交替交替の身の上にくる(笑)

 
 

もうハムスターの歯車どころでなく、

絶叫マシーンだったと、

こうして明けてみると

呆れるぐらい、激変な半年を歩んでいたんだな。

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と気づく。
 
 

 

 

ーあともうすこしつづくー