折角、カンボジアに行ったのだから、と観光に行ってみた。

プノンペンの名前の由来となったワットプノン寺院と
トゥール・スレン虐殺博物館だ。

特に印象に残ったのが、トゥール・スレン虐殺博物館。
クメール・ルージュ支配下のカンボジアにおける政治犯収容所だ。

一説によると、200万人もの人達がポル・ポト派に虐殺されたそうだ。

実際に虐待や虐殺が行われた跡も、とても生々しかった。

自然災害や病気、事故等で亡くなるものも、勿論、悲しい事だが、それは、この地球上に住む我々にとって、ある意味、自然な死に方だ。

同じ人間、民族に虐待されて殺されるのは、殺された人達の気持ちを考えれば非常に辛く、言葉を失うばかりだ。又、世界中で戦争で亡くなった人々の数も凄い人数だと思う。

改めて、「平和」を祈りたい。
そして、自分の出来る事で、カンボジアに貢献したい!
と、強く思った。


(野球評論家)
広澤克実