昨年母が倒れて、割とすぐに亡くなってから

父の認知症はぐんぐん進み

実家と行き来し、姉と交代で在宅介護しています。


私が家を出てから母が使ってた私の部屋、

母の荷物をやっと整理し終えて過ごしやすく。




整えるの大変だったえーん


母は認知症になる前から、昔からモノをとにかく集めるので、家族4人なのに10人分の食器とか使ってない土鍋何個もあったり…

箱に入ったままのバスタオルがどんどん出てきたり

石鹸が30個くらい出てきたり。。



ギターに関するグッズもたくさん出てきた。(母が急にアコギ始めた時期があった)

ペグ回しが15個くらいあったりして

たぶんカラフルでかわいいなと思ったんだろうけど…。。ちょっと不満

使えそうなものはごくわずかだったのだけど、

チューナーとか、カポタストとか、

古い歌本とかは引き受けることに。


このフォークコードブックとかなかなか。



森山良子さんのギター教本とか



家族の認知症に気づくきっかけは、

「同じ食材を何回も買ってくる」だそうな…

私も実家に帰った時、レタスが何個もあったり、同じ調味料が何個もあってぎょっとした。姉が言うには、認知症を認めず病院は極度に嫌がっていたと。認知症あるあるだ。


父は日に日に夢の中に住んでいるようで

毎日どんどん忘れていく。

忘れていくからこっちもあまり考えずにものを言ってしまう。よくないけどこちらも人間だから、仕方ない。介護あるあるだ。


「お母さんはどこだっけ」→死んだがな〜

「えっちゃん(姉)はどこだっけ」→さっき仕事いったがな〜

「あやちゃんは…」→ここにいるがな〜


これを一日中何度もやる。笑 


こうやって、次の魂への旅路、

記憶という荷物を置いていくのだろう。


週何回か、ヘルパーさんをお願いしているんだけど、家に居たい父にとってはとてもいいみたい。

 ヘルパーさんいつもありがとうございます。

介護職の皆さんが居なかったらとてもやっていけない。


子供の時、私と姉が父に手を引かれて歩いた道を、

今は姉が父の手を引いて歩いている。


あともう少し、父と一緒にいられる。