父が入所している施設へ。
思ったより全然元気。食事も完食しているという。
料理屋さんのように盛り付けてくれて、
こだわった食事を出してくださってるらしいので、
それが父にはとても嬉しいらしい。
食事が一番の楽しみのよう。
認知症は穏やかになっているみたいで…!
仕事を辞めたこと、私や姉と離れて、施設で暮らしていることもちゃんと理解していました。
急速に認知症が進んでいった頃を思い出すと
雲泥の差(今日がたまたま、なのかもしれませんが)
話が止まらない父、
どうやら今、冠婚葬祭の会社で副社長を務めている、
という設定のようでした。笑
いつまでも見栄はっちゃって、頼まれて副社長とか
しかも社長じゃないとか性格出てる、(優しすぎて商売に向かない)
私はただただ、うんうん、忙しいね〜、大変だあ、
元気でいないとね?と頷く。
普段、姉がまめに面会に行ってくれたり、
様々に心を砕いてくれているから、それも感謝。
まだ施設に入る前に最後に観た映画
(姉が連れて行ってくれた)
''ラーゲリより愛を込めて''
の話をしてくれたのだけど
「外国から日本に帰ってきて、捕虜だった兵士が、
口移しで話を伝えたんだよ」
口移しって・・・(口伝えのこと??)
話ややこしいがな笑
施設の職員の皆さんが父を見かけるたびに気にしてくれて
「今日はいい顔してるね!ご家族来てるからかな?」
と父に話しかけてくれていました。
ああ、普段気にかけてくださってるんだな、と分かりました。
受付から入る時、
他の入所者の方を車椅子に乗せて散歩へ行こうとしている職員の方が。声がけも優しく、思いやりにあふれた気遣いで行動されていて、ここに父が入れて良かったな…と改めて思った次第。
本当に職員の皆さまには感謝…。
介護に携わる方の報酬や待遇が、もっともっと改善されますように。
家族を育ててくれた父の手。
今日も優しい父でした。