子どもの成長力を育てる
ピアノとリトミックの教室(奈良県田原本ピアノリトミックレッスンルーム)と
マザーズコーチングスクールティーチャーをしている
ひさだひろえです
私が思う「習い事」の位置づけ…
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うちの息子、次6年生の場合。
お母さんがピアノの先生だもの~
お家でピアノ教えられたり、一緒にピアノ弾かれたりするんでしょ?
息子さんもしっかりピアノ習わせてられるのよね?
などと言われたこと、数知れず
私が過去、某大手Y音楽教室の講師だったこともあり、息子も1才半の時に、
その音楽教室のグループレッスンのクラスに入れたものだから、
さすがね~やっぱり音楽させるのね
将来は音楽の道へ?
などと言われること多々ありましたが…
…
…
すみません違います
現在の息子…
音符読めないの
「ねこふんじゃった」も弾けません
学校のテスト、勘で書いてます
生徒さんの音楽のテストのことは根掘りはほり聞くのに、
我が子のテストは「あははは…」って笑ってます
お恥ずかしいついでに、私の教室の発表会に、息子も数回出たのですが、
※普段はレッスンしていませんが発表会は出るという…(T-T)
鍵盤の弾く場所を教えていました
しかも、弾きやすいようにアレンジを加え、最終的には、オリジナル曲にするという荒業
もはや、他のピアノ教室では許されないだろう…
※過去の話なのでお許し下さいませ…会費はちゃんと払ってますよ~(^_^;)
はい‼質問です
なぜ私は、そんな音楽の関わり方をさせて笑っていたでしょう?
①才能がないと諦めていたから
②いつか目覚めると確信していたから
③他に目的があったから
答えは③番です(*^^*)
私が息子に求めたのは、音楽力でも演奏力でもなかったから。
息子はね、もともと、ものすごい怖がりで、
人見知りも超絶凄かったのです。
知らない場所や知らないことに対して、
命の危機さえ感じる位に拒否する子でした。
このままでは集団生活に入れない。
だから、人は怖くないんだよ。
知らないものは知ればいいんだよということを伝えたくて、音楽教室に入れたのです。
たまたま私が仕事をしていた場所だったから、そんな息子を見守ってくれるとを知っていたからね。
もちろん、最初は、音楽どころではなく、
固まって動けない。仲間に入るどころか、
教室に入れたらそれでよし。
先生にシール貰えたら拍手喝采。
そんなスタートだったんです
私の中では、
音楽教室=息子の修行の場でした。
そんなこんな息子も、続けていたらやっぱり成果は出るもので、泣かなくなったし、お友だちの隣で楽器を触れるようになり。
まぁ触れるようになるには、
1回目…見てるだけ 2回目…ちょっと近づいてみるだけ
3回目…ちょっと触ってみよかな~位のスピードです
鍵盤を弾く年になると、もちろんもう息子も泣きません
でもまぁ、ものの見事に感心を示さないの
笑けるくらい。
うちの息子、自分が興味あることはビックリするくらい、自ら深く学ぶ子なのね。昔から。
もちろん今も。
そんな息子は、音楽に関しては…
チーーーン撃沈
楽器の下に隠れて出てきません
鍵盤に背中向けて座るし
寝るし
アカンやん
あはは笑うしかない。
発表会に出たのは、人前で何かすることを体感して欲しかったから。
緊張しても、自分で解決(演奏)してくる力をつけて欲しかったから。
おかげで、人前にも立てるようになったし、
それどころか、どうしたらウケるかとか、考え始めた。
発表会はウケなくてもいいんだけど(^_^;)
集団生活にも入れている。
見事に目的は達成されたのです
今は、特にピアノのレッスンはしていませんが、音楽を聴くことは好き
このメロディーのここが好きとか言います。
楽譜は読めないけれど(^_^;)
クラシックの演奏会も一緒に行きます。
発表会出たいな~とか言ってるし
どうやら快感だったみたいで
今後ホントに弾きたくなったら、
自主的に音符を覚え始めるかもしれません。
分かりませんが…
そんな息子がいたおかげで、
私の「音楽を手段に」
以上、我が子の習い事事情「音楽の場合」でした。
最後までお読み頂きありがとうございました