被災どうぶつフォスターハウスのブログ

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2015年10月に逸走した福島からの被災猫ナツにつては
多くの皆様より捜索のご協力をいただき感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

旧年中は捜索活動を最優先として行動していたため
ご報告が遅れましたこと、お詫びいたします。

逸走地点付近にチラシ20000枚をポスティングし
目撃情報をいただいたすべての場所を
ひとつひとつ捜索し
違う猫であることを確認、
という作業を繰り返していた2ヵ月間でした。

その中で、上野で地域猫活動をされている方から
似た猫を目撃した場所に案内していただいた結果、
ナツである確率が高い猫に遭遇しました。

ナツとはっきり断定できないのは
その場所に似た猫が出没するのが
餌やりボラさんのいらっしゃる
日没後の暗い時間帯であること、
かなり警戒していて近距離での確認ができないこと、
出没する場所が二カ所の広大な公的機関内で
立ち入りができないため柵越しの遭遇しかないこと
などの複数の悪条件が重なっているためです。

そんな中、12月29日に捕獲器の中に入ってくれたのですが
その猫はメスでナツではありませんでした。

ちょうどその日は
捜索本部として情報交換の場を提供してくださり
ブログやSNSでの発信からチラシ製作など
逸走の日からずっと多大なご協力をいただいている
浅草ギャラリーエフさんで先代看板猫、銀次親分の
三回忌法要があり、捜索にご協力いただいている
子分の皆様が集まっていました。
その最中の知らせに一瞬歓喜の声があふれましたが、
結果はナツではありませんでした。

しかし、ナツに似ていると毎日通っていた捜索メンバーは
実は似た猫は2匹いるのではないか?
どうも時々違う顔、違う体型のような気がする…
と思っていたのでした。

その翌日30日には捕獲器で保護した際に出動していたメンバーが
餌やりボラさんへの報告と、もう1匹似た猫がいるなら
1匹を保護した今、そこに現れる猫こそナツの可能性が高い、
という期待のもと、現場にいってくれたのです。

そして、その結果、もう1匹が現れてくれました!

まだ保護にはいたっておりませんが
そのもう1匹を保護できるように
関係各所への交渉も含めて様々な方面から
ナツ確保のための準備をしております。

また、その猫がナツではない可能性も0ではありません。
ナツにそっくりな猫の目撃情報がありましたら
引き続きご連絡をお待ちしておりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。

のちほど、今までの詳細な経緯を
改めてご報告させていただきますが
新年にあたって、簡潔ではありますが
取り急ぎ進捗をご報告させていただきました。

なお、ナツではなかった猫については
すでに病院でFlV、FeLV検査をすませており
里親様を募集するため預かりボランティア様宅で
人慣れ訓練中であることも
合わせてご報告させていただきます。