一年以上ぶりに実家に帰ってきました。
去年のお正月に帰って以来の帰省。
父親の33回忌でした。
亡くなった父親と同じ歳に自分がなっているという事実…!
平成元年に亡くなった人はみんな今年が33回忌なんだなぁ、
父親が亡くなった時は、
お坊さん、おじいちゃん坊さんだったよな、途中からそのお坊さんの息子さんに変わったんだったよな、その息子さんもすっかりおじいちゃんになっちゃったよ、なんて思いながら、お経をきいてました。
父親の亡くなった年齢に自分がなり、
時の経つ早さに驚き、
そして、年齢は重ねたのに、あんまり変わってない自分にも驚く(見た目じゃないですよ、中身笑)。結婚もし、子どもも3人産んでそれなりに歳を重ねてきたはずなのに。
大人というには十分に大人で、これからは初老の域に入っていく年齢に差し掛かっているというのに、見た目とは裏腹に、中身、て、結局変わらないものなのかなぁ。
父親のお葬式の2週間前が姉の結婚式でした。親戚、友だち、いろんな人に楽しく会って、
その2週間後に不慮の事故で亡くなった父でした。
遺影が姉の結婚式の時のものだったので、
みんなが黒いネクタイをしてる中、遺影の父だけが白いネクタイでした。
これだけの月日が流れているのに、
父親のことを思うと、うるうるしてしまう自分がいる。
きっときっとまだまだ生きたかっただろうし、
まさか自分が死んでしまうなんてこれっぽっちも思ってなかっただろうな、と思うと、切なくなる。
これからは父親の年齢を追い越していくことになる。
次は50回忌だとお坊さんが言っていたけれど、多分これが最後かな、と母が言っていた。
葉桜の季節に逝った父。
今帰りの電車から、葉桜がみえてます。