こんにちはニコニコ


今日は、今朝起きた時にふと思い出した事を書こうと思います。


私が離婚して地元に戻ってくる事になった時、子供の学校の事もあったので土日の二日間で地元の不動産屋を周り、借りる家を探さなくてはなりませんでした。


当日は予めネットで場所と物件の目安はつけていたものの、家賃との兼ね合いでなかなかこれといった候補がない状態で不動産屋をあたりる事になりました。


1人での家探しは不安しかありませんでした。
1軒目の不動産屋では私が母子家庭と聞くと態度が横柄な感じになって、私の希望の条件では難しいだろう。母子家庭を嫌がるオーナーさんも多い。と言われながらの物件探しだったのでメンタル的にも辛い状態でした。


パソコンで物件を探して貰ってる間の担当者の発言に母子家庭の私が見下されてる様な気がして、なんとも情けない気分になっていました。


その日は繁忙期でもあった為、車が全て出払ってるという事で実際に物件を回るのは翌日という事でしたので予約して店を出ました。


不安と絶望感でいっぱいになりながら翌日もあの不動産屋に行くのかと思うと憂鬱でした。


今思えばあの時、心の中はズタズタに傷付いてるのに平静を装って担当者に「よろしくお願いします。」なんてにこやかに対応してる自分がいて、そんな自分が嫌でたまらなかったのかなと思います。


なんであんなに不愉快な思いをしたのに、にこやかに対応してるの?


悔しくないの?


あんな対応されたのにまたあそこに行くの?


そう心の中で叫んでいたんだと思います。


私はその思いに蓋をして
自業自得やから仕方ないやん。
そら、母子家庭で仕事もまだ決まってない人に貸すのは不安やろ。
住みやすい所は家賃が高いのも当然やろうから仕方ないか。
分相応の所で妥協せなあかんねんやろ。
どこに行ってもこんなもんやで。


なんて自分に言い聞かせて無理矢理納得させていたんですね。


そんな状況で、沈んだ気持ちのまま歩いていたらもう一軒の不動産屋が目に入りました。


可愛いピンクの外観にほっと気持ちが緩んだ様な気がしました。


中を覗くと1人の男性が座っていました。


長くなるので続きます。