こんばんは! 

院長です。
先程まで、日本と電話。
高松は37℃ の気温。香川で熱中症で一人死亡。
電話の方も頭が痛いと。

家の中でも熱中症にかかるくらいですから、暑さも馬鹿になりません。

たまたま、院長は 今とんでもない環境で暮らしているので、いろいろ 工夫してます。

じゃーん。家や会社で涼しくする方法。
用意するもの  氷  塩  容器

まず、容器に陽気に氷を入れます。
氷の1/3 の 塩をかけます。

それを置いておくだけでも、かなり涼しくなります。ちなみにー20℃ まで下がるとか。

その容器を扇風機の後ろに置く。前より後ろの方が冷えます。簡易クーラーになりますよ。

会社の28℃ 設定で じぇんじぇん涼しくない! と ご不満の方も、試してみてください。

では、なんで、こんなんで、室温が下がるのか?
先ず、暖かい部屋に大きな氷を出したところを想像してみて。
氷は時間経過に連れて融け、周囲は融けた水でビショビショ。に微笑?

はい。これは、
氷が熱エネルギーを吸い取って、水になったということなんです。
では、なぜ、氷が水になるときにエネルギーを必要とするのでしょう?

氷は水素原子2個と酸素原子1個で構成された水分子が周囲の水分子と強固に結びついたものです。(院長は、実はそう思っていないのですが、とりあえず。)
水分子同士の結びつきが強固なので氷は水のように自由な形になりません。
液体の水の場合は、水分子同士の結びつきが少し弱くなります。ですから、どんな複雑な形をした容器でも満たすことができますが、自由に動けるということはエネルギーを必要とするということです。

私たちでも運動すれば寝ているときよりエネルギーを必要とすると同じことですね。

このように、固体の氷から液体の水になるとき周囲からエネルギーを奪う、すなわち、周囲の温度が下がります。このときの熱量を
融解熱。エネルギーを誘拐ねっつう。

んで、塩の役目は何でしょう?
氷に塩をかけると、融けていた水に塩が溶けます。
塩が水に溶けるというのは、塩を構成している塩素とナトリウムの結び付きが切れて、塩素がマイナスの電気を帯び、ナトリウムがプラスの電気帯びてイオン化してその周囲に水分子を電気的に結合させて安定することです。
このとき、エネルギーを必要とするので周囲から熱エネルギーを奪いますから、周囲の温度が下がります。

逆に熱を放出する物質がありますが、溶質が溶媒に溶けるときの熱の出入りを溶解熱。うん?期待してる? 妖怪寝つ。やらなきゃ良かった。忘れて。

で、溶解熱ですが、砂糖が顕著ですね。キャラメルを作ったことありますか?
院長は脱毛剤にシュガーリングというのを作りますが、砂糖は、熱を加えると溶けます。フライパンに砂糖を入れて火をつけるだけで、溶けますよ。これは溶解熱を外部から与えているからです。

もうひとつ大事なことは、塩水を凍らせるには、水分子から塩素やナトリウムのイオンを離さなければならないので、そのためのエネルギーを外部から必要とするので水が凍る0度では凍らないということです。

ほい。まとめまーす。
氷に塩をかけると、氷が水になるときに周囲から奪う融解熱。
塩が水に溶けるときに周囲から奪う溶解熱。
この相乗効果で温度が下がり、温度が下がっても塩水のために周囲の水が再び凍ることがない。
ゆえに反応が止まることがなく温度が下がるという仕組みです。はい。

質量で、氷の3分の1の塩を振り掛けると、マイナス20℃ まで下がるとネットに書いてありました。

その氷が マイナス20 ℃ですよ。室温じゃないですからね。

ちなみに院長はこの時の塩は、安い食卓塩で、やってます。天然塩がもったいないから。食べるのは、くれぐれも天然のものにしてください。

まずは、お試しあれ!!